1日体験 「平家物語」を読む

  • 日下 力(早稲田大学名誉教授)
講師詳細

★本講座は「「平家物語」を読む」春学期初回にあたります。

 『平家物語』中のよく知られた章段をピックアップし、3年間、72回にわたって講読いたします。この物語は、激動する歴史のなかで生死を迫られた人々の多様な姿を、クリアーに、かつシンボリックに語ります。戦乱の現実は非情そのもの、意に染まぬことを人に強います。そうした現実と人との葛藤をストレートに語っている物語は、西欧の叙事詩をはじめ、戦いを題材とする前近代の世界文学のなかには見出しがたく、特筆すべきことです。『イリアス』や『ロランの歌』など、海外の諸作品との比較も時に織り交ぜながら、読み進めたいと考えています。(講師・記/2017年4月開講)

<今回のテーマ>巻十「請文」「戒文」

中途受講はできません

この講座は終了しました
日程
2019/4/10
曜日・時間
水曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,240円
持ち物など
<テキスト>
岩波文庫『平家物語(一)~(四)』梶原正昭・山下宏明校注。その他、お手持ちのテキストがあれば、それで結構です。各自でご用意ください。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

日下 力(クサカ ツトム)
1945年生まれ。早稲田大学文学部卒。同文学学術院教授を経て名誉教授。博士(文学)。主著:『平治物語の成立と展開』(吸古書院)、『平家物語の誕生』(岩波書店)、『平家物語転読』(笠間書院)、『いくさ物語の世界』(岩波新書)、『中世尼僧 愛の果てに』(角川選書)、『「平家物語」という世界文学』(笠間書院)。