ヘーゲル「法の哲学」を読む 朝カルオンライン

  • 髙山 守(東京大学名誉教授)
講師詳細

 1821年(実際は1820年)に出版されたヘーゲルの『法の哲学』は、1789年に勃発したフランス大革命以後の激動するヨーロッパのただなかで書き記された、法論、道徳論、家族論、市民社会論、国家論を含む、広い意味での「法」の充実した哲学的論著で、長い間、法哲学の聖典と言ってもいいほど重要な著作でした。これは、また、明治期の国家体制に多大な影響を与えるとともに、太平洋戦争後の象徴天皇制とも密接に関わる、私たち日本人にとってとりわけ重要な書物でもあります。これを三年ほどで通読したいと考えています。
 今回は、その第六回で、第56節から第66節までを講読します。ここにおいては、私たちにとって身近な、しかしきわめて重要な「所有」をめぐる、一層立ち入った論議が展開されます。(講師記)
*2018年10月開講


<各回カリキュラム>進度次第で変更する場合があります。
1 「§56」「§57」        「所有」と「形づくり」
2 「§58」「§59」「§60」     「標識づけ」・「使用」
3 「§61」「§62」         「占有」と「所有」
4 「§63」「§64」         「物件の価値」
5 「§65」「§66」         「譲渡されえないもの」

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日程
2020/10/3, 10/17, 11/7, 11/21, 12/5
曜日・時間
第1・3 土曜 15:30~17:00
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 
持ち物など
<テキスト>「世界の名著 35」(中央公論社)所収、藤野渉・赤澤正敏訳「法の哲学」、もしくは、同訳「ヘーゲル 法の哲学 I 」(中公クラシックス)

講師詳細

髙山 守(タカヤマ マモル)
 1948年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。2013年3月まで東京大学教授。現在東京大学名誉教授。日本ヘーゲル学会元代表理事。カントからヘーゲルに至るドイツ近代哲学を基盤として、目下、因果論、自由論等を展開している。著書は、『ヘーゲルを読む-自由に生きるために-』(左右社)、『ヘーゲルを読む』(放送大学教育振興会)、『ヘーゲル哲学と無の論理』(東京大学出版会)、『因果論の超克-自由の成立に向けて-』(東京大学出版会)、『自由論の構築-自分自身を生きるために-』(東京大学出版会)。