後三年合戦と源義家
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  • 森 公章(東洋大学教授)
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 後三年合戦(1083~1087年)は前九年合戦で河内源氏とともに安倍氏討滅に活躍した出羽の清原氏の内紛に陸奥守である源義家が介入したものです。前九年合戦が朝廷が平定を委託した公戦であったのに対して、後三年合戦は私戦とされ、源義家には恩賞はありませんでした。義家は参加した坂東の武士に私財を以て褒賞したといい、河内源氏と坂東武士の関係を深め、源頼朝が鎌倉幕府を創成する際にこの結びつきが大きな役割を果たしたと言われてきました。しかし、坂東武士はどれほどの規模で参加していたのでしょうか。またそもそも河内源氏は陸奥・出羽に拠点を築こうとして兵乱に関与したのでしょうか。義家は陸奥・出羽を去り、この事件後には平泉を拠点に奥州(平泉)藤原氏が確立しますが、それとの関係はどうだったのでしょうか。後三年合戦をめぐる最近の学説を整理した上で、後三年合戦の実像や武士成立史の上でこの出来事がどのような意味を持ったのかなどをお話ししたいと考えています。(講師・記)

参考書
『武者から武士へ―兵乱が生んだ新社会集団―』(吉川弘文館)*2022年8月刊行

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日程
2022/12/21
曜日・時間
水曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円

講師詳細

森 公章(モリ キミユキ)
1958年生まれ。東京大学大学院博士課程単位修取退学。博士(文学)。文部技官・主任研究官として奈良国立文化財研究所で平城宮の発掘や出土木簡の整理・研究に従事し、高知大学人文学部助教授を経て、現在、東洋大学文学部教授。著書に『奈良貴族の時代史』(講談社)、『天智天皇』、『古代豪族と武士の誕生』(吉川弘文館)、『平安時代の国司の赴任』(臨川書店)、『遣唐使の光芒』(角川学芸出版)、『古代日中関係の展開』(敬文舎)、『阿倍仲麻呂』(吉川弘文館)、『天神様の正体』(吉川弘文館)、『武者から武士へ―兵乱が生んだ新社会集団―』(吉川弘文館)など。