昭和音楽史 文化会館と冷戦の時代 オンライン講座 「音楽の殿堂」としてのホール
  • オンライン講座

  • 片山 杜秀(慶応義塾大学教授)
  • 山崎 浩太郎(音楽評論家(演奏史譚))
講師詳細

  近代日本の「音楽の殿堂、聖地」となってきた各地のコンサートホールの歴史を語ることは、日本のクラシック音楽の普及と同時に、社会の歴史を語ることでもあります。
 今回は「文化会館と冷戦の時代」と題して、東京文化会館や群馬音楽センターなど各地の公共ホールを中心に、1950~60年代のホールとそれを取りまく社会状況を取りあげます。敗戦後の日本では文化国家建設が叫ばれ、地方公共団体が新たな主体となってホールを建設する。並行して、日生劇場や大阪のフェスティバルホールなど民間の劇場、ホールも誕生する。その一方、米ソの二大超大国の冷戦は日本の音楽界にも陰に陽に影響を及ぼす。この状況を日本の近代史と関連させながら語ります。 (山崎講師・記)

※これまでに〈「音楽の殿堂」としてのホール〉と題し、①日比谷公会堂からサントリーホールへ②公会堂の時代③光は日比谷より を行ってきましたが、今回初めてご受講いただいてもお楽しみいただける内容です。
 
〈参考書〉
片山杜秀・山崎浩太郎 著、田中美登里 聞き手『平成音楽史』(アルテスパブリッシング)
https://artespublishing.com/shop/books/86559-200-9/

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日程
2021/12/25
曜日・時間
土曜 18:30~19:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,530円 一般 2,750円

講師詳細

片山 杜秀(カタヤマ モリヒデ)
1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。慶應義塾大学法学部教授。『音盤考現学』(文庫化に際し『音楽放浪記 日本之巻』と改題)および『音盤博物誌』(同じく『音楽放浪記 世界之巻』と改題)で吉田秀和賞、サントリー学芸賞をダブル受賞。『未完のファシズム』で司馬遼太郎賞受賞。著書に『近代日本の右翼思想』『国の死に方』『クラシックの核心』『見果てぬ日本』『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』、共著に『平成史』など。NHKFMで『クラシックの迷宮』で番組構成者兼出演者を務める。
山崎 浩太郎(ヤマザキ コウタロウ)
1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。クラシックの演奏家の活動を生涯や社会状況とあわせてとらえ、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、「レコード芸術」、「音楽の友」、「モーストリークラシック」に寄稿のほか、衛星デジタルラジオMUSIC BIRDのクラシック・チャンネルのパーソナリティをつとめる。著書は『演奏史譚1954/55』、『クラシック・ヒストリカル108』、『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)など。