ユース学生会員 経済社会思想史 資本主義のモラルを考える
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  • 野原 慎司(東京大学准教授)
講師詳細

 資本主義社会という言葉からは、モラルなき利己心の暴走を思い浮かべる方もいるかもしれません。資本主義社会における企業や個人は、多かれ少なかれ、自己の際限のない欲望をかなえようとして行動しています。しかし、際限のない欲望の追求は幸福に導くでしょうか。資本主義社会もまた、モラルを必要としているという思想家・経済学者は少なからずいました。資本主義社会が円滑に機能し、人々が幸福に暮らせるためには、モラルが必要ではないのかというのです。とりわけ、資本主義社会でのモラルとはいったい何なのかは、わたしたちの人生・生き方にも関係する問いです。本講義では、経済・社会思想家を取り上げながら、資本主義社会でのモラルについて考えます。それにより、資本主義社会での幸福とは何か、より良い生き方とは何かを考えるきっかけにできればと考えています。 (講師・記)   2022年1月期開講

<第一期 資本主義のモラル上の基礎>             
第1回 1月26日 デイヴィッド・ヒューム
第2回 2月16日 アダム・スミス(1)
第3回 3月 9日 アダム・スミス(2)

<全体のスケジュール>
Ⅰ 資本主義のモラル上の基礎
1、デイヴィッド・ヒューム
2、アダム・スミス(1)
3、アダム・スミス(2)
Ⅱ 資本主義のモラル
4、スコットランド啓蒙
5、J・S・ミル
6、カント
Ⅲ 資本主義の反モラル
7、マルクス
8、 ニーチェ
9、ハイデッガー
Ⅳ 資本主義と幸福
10、フロイト
11、M・ヴェーバー
12、ハンナ・アレント

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注意事項

ユース学生会員は、朝日カルチャーセンターの会員で30歳未満の学生が対象です。入会金は、学生証のご提示で半額になります。講座のお申し込み時に毎回学生証を確認いたします。あらかじめお電話でご予約のうえ、窓口もしくはコンビニ振込(2週間前までに要連絡)でお支払いください。

日程
2022/1/26, 2/16, 3/9
曜日・時間
水曜 19:00~20:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 4,950円 
設備費(税込)
495円
持ち物など
     

講師詳細

野原 慎司(ノハラ シンジ)
大阪府出身。専門:経済学史、アダム・スミス、資本主義思想史。東京大学大学院経済学研究科准教授。京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済システム分析専攻博士課程修了、経済学博士(京都大学)。著書に、野原・沖・高見『経済学史』(日本評論社、2019年)、Shinji Nohara,Commerce and Strangers in Adam Smith (Springer, 2018)などが、論文に、"Adam Smith's science of commerce:the effect of communication" Adam Smith Review, 11などがある。その他、ケンブリッジ大学visiting scholar、東京大学ExecutiveManagement Program講師・修了生などでもある。