ラヴェルのピアノ音楽
  • 教室開催

  • 遠山 裕(作曲家 ピアニスト)
講師詳細

 モーリス・ラヴェル。時流への反抗と古典への鍾愛の中に培われた驚異的に繊細な美意識。「時計職人」とストラヴィンスキー(彼自身並大抵の技巧家ではなかった)を感歎せしめた緻密な作曲技法。名匠のクリスタル細工を見るような華奢な音響は、楽音の配列と鍵盤の操作におけるラヴェルの独創性を物語って余りある。誰よりも熱心に古典を模倣した彼の音楽は、この「技法」ゆえに誰よりも清新な現代感覚を湛えるものとなった。
当講座では初期ピアノ作品の傑作四点につき、実演と分析によりラヴェル鏤骨彫心のエクリチュールを解読する。 (講師・記)

〈スケジュール〉
第1日 亡き王女のためのパヴァーヌ、古風なメヌエット
第2日 水の戯れ
第3日 ソナチネ
第4日   〃

お申し込み

注意事項

今期はオンライン配信はいたしません。

日程
2021/10/1, 10/29, 11/5, 12/3
曜日・時間
金曜 13:30~15:00
回数
4回
受講料(税込)
会員 13,332円 一般 17,732円
設備費(税込)
660円
その他
・楽譜希望者は各自ご用意の上、ご持参ください。※必須ではありません。曲目は変更になる場合がございます。・講座の性質上、遅刻による途中入室は原則としてお断りしております。  やむえない事情で遅れた場合には、カウンターに声をおかけください。スタッフがご案内いたしますので、教室の後方の席へお静かにご着席ください。・授業の録音、録画、写真撮影は禁止します。・この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

遠山 裕(トオヤマ ユタカ)
作曲家=ピアニスト。1968年生れ。東京芸術大学作曲科卒業。管絃楽、ピアノ、声楽等諸分野に多くの作品を発表。1997年奏楽堂日本歌曲コンクール受賞作「六つの抒情詩」はサンクト・ペテルブルグ等国内外諸都市で演奏され多大な称讃を受けた。バロックより現代までの広範な演奏レパートリーを有し、独自の分析解釈と美しいタッチから現在最も個性的なピアノ奏者の一人として注目される。講演や音楽論の執筆ではそのオリジナルな見解が高い評価を得ている。