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国宝でたどる日本仏像史
- 教室開催
- 松田 誠一郎(東京芸術大学教授)
飛鳥時代(538-710)から鎌倉時代(1185-1333)までの日本仏像史を3カ月、6回で概観する講座です。
今期は、東京・深大寺の銅造釈迦如来倚像(飛鳥時代後期)、広隆寺の弥勒菩薩半跏像2軀(朝鮮三国時代、飛鳥時代後期)、東大寺の銅造八角燈籠浮彫音声菩薩像(奈良時代)、広隆寺の不空羂索観音立像・千手観音立像(平安時代前期)、東京・大倉集古館の普賢菩薩騎象像(平安時代後期)、興福寺北円堂の無著菩薩立像・世親菩薩立像(鎌倉時代)の8件の作品を取り上げます。
講義では、毎回1・2件の国宝仏像を取り上げ、関連史料や論文を紹介した上で、各像の技法・表現の特徴を解説し、時代を代表する名品がもつ魅力や見どころを分かりやすく語ります。仏像を見て、学んで、考える楽しさを共有できれば、と考えています。 (講師・記)
<スケジュール>※スケジュールは変更になる場合がございます。
第1回 飛鳥時代1 深大寺の釈迦如来倚像
第2回 飛鳥時代2 広隆寺の弥勒菩薩半跏像―宝冠弥勒と泣き弥勒―
第3回 奈良時代 東大寺の八角燈籠浮彫音声菩薩像
第4回 平安時代前期 広隆寺の不空羂索観音立像・千手観音立像
第5回 平安時代後期 大倉集古館の普賢菩薩騎象像
第6回 鎌倉時代 興福寺北円堂の無着菩薩立像・世親菩薩立像
- 日程
- 2023/4/4, 4/18, 5/2, 5/16, 6/6, 6/20
- 曜日・時間
- 火曜 13:00~15:00
- 回数
- 6回
- 受講料(税込)
- 会員 19,800円
- 教材費(税込)
- 教材費 660円
- 設備費(税込)
- 990円
- その他
- ※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
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講師詳細
- 松田 誠一郎(マツダ セイイチロウ)
- 1960年、東京生まれ。東京学芸大学教育学部卒業、東京芸術大学大学院美術研究科修士課程終了。1984年から東京芸術大学美術学部非常勤講師、89年第1回国華賞、90年東京芸術大学より学術博士の学位取得。91年~99年京都市芸術大学美術学部専任講師、99年より東京芸術大学美術学部専任講師、2001年から准教授、2012年から教授。著書は『東大寺と平城京 日本美術全集第4巻 奈良の建築・彫刻』共著(講談社)、『カラー版 日本美術史』共著(美術出版社)、『週刊朝日百科 日本の国宝15京都/広隆寺』責任編集(朝日新聞社)、『醍醐寺大観 第1巻 建築・彫刻・工芸』共著(岩波書店)など多数。