ブラームスの後期ピアノ小品の世界

  • 仲道郁代さん©Kiyotaka Saito
  • 仲道 郁代(ピアニスト)
  • 西原 稔(桐朋学園大教授)
講師詳細

ブラームスは初期から中期にかけてソナタや変奏曲を作曲し、1878年、ブラームス45歳の時に「8つの小品」(作品76)を完成してからピアノ創作から遠ざかります。そして1891年にブラームスは避暑地のイシュルで「遺書」をしたためます。この断筆の表明後に生み出されたのが後期の小品です。これらの小品には深いメランコリーとともに、祈りや慈しみ、喜びの情感が満ち溢れています。この講座ではピアニストの仲道郁代さんにご出演をいただき、ブラームスの小品の魅力と醍醐味についてお話をうかがい、演奏をお楽しみいただきたいと思います。(西原稔・記)

この講座は、初回からの受講料を全額いただきます。
申し訳ありませんが、この講座は満席です。キャンセル待ちをご希望の場合は、恐れ入りますが、当教室にお電話にてご連絡ください。

この講座は終了しました
日程
2019/4/14
曜日・時間
日曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,888円 一般 4,536円

講師詳細

仲道 郁代(ナカミチ イクヨ)
桐朋学園大学1年在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、増沢賞を受賞。ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第1位メンデルスゾーン賞、エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位と受賞を重ね、以後ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動を開始。古典からロマン派まで幅広いレパートリーを持ち、人気、実力ともに日本を代表するピアニストとして活動している。CDはソニー・ミュージックジャパンと専属契約を結び、レコード・アカデミー賞受賞CDを含む「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」や、「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」ほか多数リリース。著書に『ピアニストはおもしろい』(春秋社)等がある。2018年よりベートーヴェン没後200周年の2027年に向けた「仲道郁代Road to 2027プロジェクト」をスタート、リサイタルシリーズを展開している。一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。
オフィシャル・ホームページ http://www.ikuyo-nakamichi.com

●Road to 2027 第2回 「悲哀の力」
4月12日(金)19時開演 兵庫県立芸術文化センター
5月26日 (日)14時開演 サントリーホール
曲目 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、ブラームス:「8つのピアノ小品」、シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番
西原 稔(ニシハラ ミノル)
山形県生まれ。東京藝術大学大学院博士過程満期退学。現在、桐朋学園大学音楽学部教授。18、19世紀を主対象に音楽社会史や音楽思想史を専攻。「音楽家の社会史」、「聖なるイメージの音楽」(以上、音楽之友社)、「ピアノの誕生」(講談社)、「楽聖ベートーヴェンの誕生」(平凡社)などの著書のほかに、共著・共編で「ベートーヴェン事典」(東京書籍)、監訳・共訳で「オペラ事典」、「ベートーヴェン事典」(平凡社)などがある。現在、シューマンとブラームスに関する著作に取り組んでいる。