弾きたい、聴きたいショパン ノクターン

  • (C)Akira Muto
  • 高橋 多佳子(ピアニスト)
講師詳細

 「ショパンは私がまだ知らなかったノクターンを4曲弾いてくれました。―天にも昇る気持ちでした。この美しさがこの世のものとは!」(エミリエ・フォン・グレッチ) これはショパンの弟子の証言です。この時聴いたノクターンはなんだったのでしょう。彼女がショパンの弟子だったのは1842~44年ですので、作品48や55という後期の名品の可能性が高いです。その音はどのような美しさだったのでしょう。
 大好評の高橋多佳子さんの《弾きたい聴きたいショパン》シリーズの第5弾は《ノクターン》です。高橋さんは1990年第12回ショパン国際ピアノ・コンクールで第5位に入賞したピアニストですが、そのコンクールの第1次予選で最初に弾いた作品は、ノクターンの傑作作品62-2でした。以来、高橋多佳子さんはノクターンのほとんどの作品をステージで演奏していらっしゃいます。本講座では「魔法のような感性」と称された高橋さんのノクターン演奏の秘密を披露していただきます。先立って13:30より開講される下田幸二さんとの「ショパンの生涯と楽曲」シリーズの《ノクターン》と併せての受講もお勧めです。

この講座は終了しました
日程
2019/9/7
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,456円 一般 4,104円

講師詳細

高橋 多佳子(タカハシ タカコ)
桐朋学園大学卒業、国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科を最優秀で修了。1990年第12回ショパン国際ピアノ・コンクール第5位入賞。第6回ポルト市国際音楽コンクール第2位、第3回ラジヴィーウ国際ピアノ・コンクール第1位、第22回日本ショパン協会賞受賞。
リサイタルやオーケストラとの共演など活発な演奏活動を展開。国立ワルシャワ・フィルをはじめ、国内では、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、東響、東京都響をはじめとする数々の主要オーケストラと共演を重ね、常に高い評価を得ている。18枚のCDをリリースし、《ショパンの旅路》、《ラフマニノフ:ピアノソナタ 第2番&ムソルグスキー:展覧会の絵》、《リサイタル》(以上オクタヴィア)など多くが“レコード芸術誌特選盤”となる。2015年には《ショパンの本》(音楽之友社)で付録DVDの全演奏を担当し好評を博す。2006年には宮谷理香とのピアノ・デュオ「デュオ・グレイス」を結成し、2枚のCD(オクタヴィア)をリリース、2019年には礒絵里子Vn、新倉瞳Vcと「椿三重奏団」を結成し、今秋CDリリース予定(アールアンフィニ)と、益々活発に活動している。桐朋学園大学ピアノ科講師。せんがわピアノオーディションプロデューサー。