ブラームスとクララ・シューマン レクチャーコンサート

  • 遠山 裕(作曲家 ピアニスト)
講師詳細

 音楽史に於てクララ・シューマンほど「ミューズ」の呼び名に似つかわしい者はいない。若きロベルト・シューマンの燃え立つようなピアノ曲は悉く彼女への狂おしい愛のもとに生み出された。そうしてその十数年後、シューマン夫妻のもとを訪れた青年ヨハネス・ブラームスは彼女への静かな思慕のうちに自らのピアニスムを深め、創作の指針を確立していく。
 クララ自身は?―彼女は夫ロベルトの薫陶によりピアノの神童から優れた作曲家へと成長するが、ブラームスとの出会いと時を同じくして作曲の筆を断つ運命にあった。
 本講座では両者が作品の中に交したメッセージを読み取り、クララの理想がブラームスに受け継がれ育まれる様を追跡する。  (講師・記)

〈演奏予定曲〉
「三つのロマンスop. 21」 他 (クララ・シューマン)
「カプリッチオop. 76 no. 1」 「パガニーニ変奏曲 第二巻op. 35」 他 (ブラームス)

※曲目は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※講座の性質上、遅刻による途中入室は原則としてお断りしております。
※講義中に雑音を発したり、携帯の着信音を鳴らしたりするなど、他の受講生に迷惑となる行為はご遠慮ください。

この講座は終了しました
日程
2019/10/18
曜日・時間
金曜 19:00~20:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
※講座の性質上、遅刻による途中入室は原則としてお断りしております。やむえない事情で遅れた場合には、カウンターで声をおかけください。スタッフがご案内いたしますので、教室の後方の席へお静かにご着席ください。
※講義中に雑音を発したり、携帯の着信音を鳴らすなど、他の受講生に迷惑となる行為はご遠慮ください。

講師詳細

遠山 裕(トオヤマ ユタカ)
作曲家=ピアニスト。1968年生れ。東京芸術大学作曲科卒業。管絃楽、ピアノ、声楽等諸分野に多くの作品を発表。1997年奏楽堂日本歌曲コンクール受賞作「六つの抒情詩」はサンクト・ペテルブルグ等国内外諸都市で演奏され多大な称讃を受けた。バロックより現代までの広範な演奏レパートリーを有し、独自の分析解釈と美しいタッチから現在最も個性的なピアノ奏者の一人として注目される。講演や音楽論の執筆ではそのオリジナルな見解が高い評価を得ている。