ウクライナ危機とメディア空間
  • 教室開催

  • 西谷 修(東京外国語大学名誉教授)
講師詳細

  20年にわたる「テロとの戦争」が尻すぼみになったと見えて間もなく、ロシアがウクライナに侵攻し、世界秩序を揺るがす衝撃的な事件とみなされ、世界経済も巻き込んで余波が拡大している。事態の推移は日々「西側」メディアを覆い尽くし、そのヴィジョンを書き変えている。ただ「未来」はなく、混迷の「現在」があるだけだ。その「現在」のリアルの厚みとあり方を「戦争論」から透視する。
【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。
1)「歴史の終り」の後に
2)リアリティーショー化する戦争
3)西洋的普遍主義について
4)二つの西洋とその外、またはフランケンシュタイン
5)われわれはどこまで西洋か

[参考書]
西谷修『テロルとの戦争』(以文社)、『アメリカ、異形の制度空間』(講談社メチエ)、ウォーラーステイン『ヨーロッパ的普遍主義』(明石書店)、メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』他
(講師・記)




お申し込み
日程
2022/7/14, 7/28, 8/25, 9/8, 9/22
曜日・時間
木曜 19:00~20:30
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 一般 22,000円
設備費(税込)
825円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

西谷 修(ニシタニ オサム)
1950年愛知県生まれ、東京大学法学部卒業、都立大大学院仏文修士課程修了、パリ第八大学に留学、明治学院大学文学部教授、東京外国語大学大学院教授を経て現職。著書に『不死のワンダーランド』(青土社)、『夜の鼓動にふれる:戦争論講義』(ちくま学芸文庫)、『〈テロル〉との戦争』(以文社)、『アフター・フクシマ・クロニクル』、『破局のプリズム』(ぷねうま舎)など。エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ『自発的隷従論』監修。