ベートーヴェン ディアベッリ変奏曲 演奏と分析

  • 遠山 裕(作曲家 ピアニスト)
講師詳細

若きベートーヴェンにとって「変奏曲」は自身のヴィルトゥオジティを誇示するに恰好の場であった。が、演奏から身を退いた晩年の彼にとって「変奏曲」は音楽の内部にひそむ様々の発展の可能性に知的な光を当てる実験工房となる。
 「ディアベッリ変奏曲」―そこには三十二のソナタを書き終えたベートーヴェンがなおもピアノに対して示した執念のほどが映し出されている。足かけ五年の歳月を費したこの大作に彼は如何なるメッセージを託したのか? その解読は彼の音楽の奥義を見究める上で欠かすことのできぬ行程となろう。 (講師・記)

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日程
2020/10/2, 11/6, 12/4
曜日・時間
金曜 13:30~15:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
※楽譜希望者は各自ご用意の上、ご持参ください。(※必須ではありません。)
※曲目は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
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講師詳細

遠山 裕(トオヤマ ユタカ)
作曲家=ピアニスト。1968年生れ。東京芸術大学作曲科卒業。管絃楽、ピアノ、声楽等諸分野に多くの作品を発表。1997年奏楽堂日本歌曲コンクール受賞作「六つの抒情詩」はサンクト・ペテルブルグ等国内外諸都市で演奏され多大な称讃を受けた。バロックより現代までの広範な演奏レパートリーを有し、独自の分析解釈と美しいタッチから現在最も個性的なピアノ奏者の一人として注目される。講演や音楽論の執筆ではそのオリジナルな見解が高い評価を得ている。