中世ヨーロッパ世界の成立
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  • 甚野 尚志(早稲田大学教授)
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 今回は、6世紀から11世紀頃までのイベリア半島情勢を扱う。初期中世にイベリア半島を支配したのは西ゴート王国であった。西ゴート王はカトリックに改宗し、7世紀に独自のキリスト教文化を開花させたが、その後、イスラーム教徒により征服され711年に滅亡する。イベリア半島ではその後、アッバース朝の追討を逃れたウマイヤ朝の一族が後ウマイヤ朝を樹立し、首都コルドバを中心に地中海の商業交易で繁栄した。一方、同時期にイベリア半島北部では、イスラーム教徒に奪われた土地を奪回しようと「レコンキスタ」が始まり、1085年にはカスティーリャ王アルフォンソ6世が西ゴート王国の首都だったトレドを陥落させるにいたった。 (講師記)

【各回テーマ】
1. 西ゴート王国の時代-キリスト教文化の遺産
2. ムスリムによる征服と後ウマイヤ朝の繁栄
3. 「レコンキスタ」の開始-トレド陥落まで

西洋の「中世」とはどのような時代だったのか、時代を追いながら明らかにするシリーズです。

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日程
2021/10/25, 11/22, 12/27
曜日・時間
月曜 15:00~16:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
設備費(税込)
495円
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その他
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講師詳細

甚野 尚志(ジンノ タカシ)
1958年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業、同大学院修士課程修了。京都大学助手、東京大学教授を経て、現職。専門はヨーロッパ中世史。著書に『中世ヨーロッパの社会観』(講談社学術文庫)、『中世の異端者たち』(山川出版社)、『十二世紀ルネサンスの精神ーソールズベリのジョンの思想構造』(知泉書館)、編著に『中世ヨーロッパを生きる』(東大出版会)、『15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ史』(ミネルヴァ書房)などがある。