ユース学生会員 倫理学再入門 第二部 小さな倫理学と中世

  • 山内 志朗(慶応義塾大学教授)
講師詳細

「倫理学」、立派な人間になるための学問のようなイメージがつきまとう。そばに近寄らないまま、通り過ぎたい学問の典型である。私もそうだ。そういう人間が「倫理学者」になってしまった。この講義では、現代における「徳倫理学」の流れを説明するために、そもそも「徳」とは何かということを、ギリシア哲学に遡って考える。目指しているのは、「幸福」でも「善」でも「正義」でもなく、そういった規範的な概念ではなく、「人生の豊かさ」とは何かを考えることだ。現代の徳倫理学の流れを概観した後に、「勇敢」だけでなく、「意気地なさ」も徳であることから考察を始めたい。(講師・記)

【年間予定】※変更することもございます。
2019年4月期 「第一部:現代から古代を顧みる」
2019年7月期 「第二部:小さな倫理学と中世」
2019年10月期 「第三部:倫理学早わかり」
2020年1月期 「第四部:人生の豊かさを求める倫理学」

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。
申し訳ありませんが、この講座は満席です。キャンセル待ちをご希望の場合は、恐れ入りますが、当教室にお電話にてご連絡ください。

この講座は終了しました

注意事項

ユース学生会員は、朝日カルチャーセンターの会員で30歳未満の学生が対象です。入会金は、学生証のご提示で半額になります。講座のお申し込み時に毎回学生証を確認いたします。あらかじめお電話でご予約のうえ、窓口でお手続きください。

日程
2019/7/5, 8/2
曜日・時間
金曜 19:00~20:30
回数
2回
受講料(税込)
会員 3,240円 

講師詳細

山内 志朗(ヤマウチ シロウ)
1957年山形県生まれ。東京大学大学院文学研究科博士課程退学。現在、慶應義塾大学文学部専攻教授。専攻は、西洋中世近世形而上学、倫理学。主な著書に『普遍論争―近代の源流としての』(平凡社)、『天使の記号学』(岩波書店)、『ライプニッツ』『〈つまずき〉のなかの哲学』(NHK出版)、『哲学と笑いの微妙な関係』(哲学書房)、『〈誤読の哲学〉』(青土社)、『小さな倫理学入門』『感じるスコラ哲学―存在と神を味わった中世』(ともに慶応義塾大学出版会)、『湯殿山の哲学:修験と花と存在と』(ぷねうま舎)、『目的なき人生を生きる』(角川新書)、『過去と和解するための哲学』(大和書房)など多数。