植物学・基礎 身近な植物を題材に

  • 大場 秀章(東京大学名誉教授)
講師詳細

公園や園芸店、近隣の野山などで見る身近な
植物を題材にして、多様な植物のみかた、魅力を
学んでいきます。植物の分類学的な見分けにも
アプローチし、植物学の基礎をじっくりと身に付け
ていく講座です。


★写真はイメージです。
★同じ時間の午後13時からは、「植物学・上級」講座があります。

<今期のテーマ>
4月:チャノキは1種、コーヒーには何種ある?
 緑茶も紅茶も同種だが、コーヒーはどうだろう。コーヒーが分類されるコーヒー属の特徴、分布などを紹介する。

5月:人類を支えた多様なウリとユウガオ
 マスクメロンやシロウリ、ヒョウタンやフクベなど日本にも多数のウリ、ユウガオの栽培品種が知られている。人類の多岐に渡る生活を支えた多様なウリとユウガオの栽培品種を掲げ、その利用法を考える。

6月:モモの植物学
 縄文時代の遺跡から多量の果実が見出され話題になったモモ。日本原産の果樹だったのだろうか。一方、モモの花はひな祭りに欠かせない。モモは花樹でもあったのか。モモの特徴や分布、多岐にわたる利用を解説する。

7月:サツマイモはアサガオに似る?
 アサガオがサツマイモ属に分類されるというと怪訝な顔をされる。だが、サツマイモも花を見たなら疑いは即座に晴れるにちがいない。サツマイモの仲間の植物を解説し、併せてサツマイモ発見の歴史も紹介する。

8月:ナンバンギセルと江戸時代の植物学
 江戸時代になり自然への関心が広がるなかで、緑色を欠いた寄生植物のナンバンギセルにも関心が寄せられていった。ナンバンギセルを図解したり記述した著作も現れた。その発見の歴史を追ってみる。

9月:ナンテンは日本原産か
 庭植えの低木あるいは薬木として日本で広く栽培されているナンテンは日本原産の植物なのだろうか。ナンテンの原産地、系統関係、薬木としての利用法などを探る。

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お申し込み
日程
2019/4/3, 5/1, 6/26
曜日・時間
第1週 水曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,720円 
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

大場 秀章(オオバ ヒデアキ)
1943年東京生まれ。理学博士。専門は植物分類学、植物文化史。高山や砂漠など極限環境に暮らす植物の研究を続ける。著書に『ヒマラヤを越えた花々』、『植物のたのしみ』など多数。