イギリス思想の源流 スコットランド啓蒙思想の世界

  • 坂本 達哉(早稲田大学教授)
講師詳細

 「啓蒙思想」と言えばルソーや『百科全書』で有名なフランスをさすというのが普通であろう。しかし、同時代のスコットランドには驚くほどの哲学、思想、科学の発展があり、その中心であった首都エディンバラは「天才の温床」とも「北のアテネ」とも称えられていた。グラスゴウ、アバディーンもふくめ、哲学のヒューム、経済学のスミスを頂点として、ハチソン、ファーガソン、リード等の傑出した思想家群があいついで出現し、スコットランド啓蒙は近代思想の展開に多大の貢献をおこなった。スコットランドの分離・独立を訴えるスコットランド国民党(SNP)の躍進が注目される中、福沢諭吉をはじめとする明治啓蒙にも多大な影響を与えたスコットランド啓蒙の世界を探求してみたい。(講師・記)

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注意事項

■新宿教室の休業延長にともない、5/17は休講いたします。9/27(日)に同じ時間帯で補講を行います(4/23更新)

日程
2020/9/27
曜日・時間
日曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 8,800円
持ち物など
参考書:本講義の内容については『社会思想の歴史』(名古屋大学出版会、2014年)に簡単な記述がありますが、講義資料を配付しますので、とくにご用意頂く必要はありません。
その他
・本講座は、開講当日の窓口申し込みを承っておりません。WEBサイトでお手続きいただくか、開講1週間前までにお電話にてご予約のうえ、コンビニエンスストアでのご入金をお願いいたします。
・2コマ連続の講義です。途中休憩があります。

講師詳細

坂本 達哉(サカモト タツヤ)
1979年、慶應義塾大学経済学部卒業。慶應義塾大学経済学部教授をへて、現在、早稲田大学政治経済学術院教授、慶應義塾大学名誉教授。専攻は社会思想史。グラスゴウ大学、ボストン大学、ケンブリッジ大学で在外研究。主要日本語著作に『ヒュームの文明社会』(創文社、1995年)、『ヒューム 希望の懐疑主義』(慶応義塾大学出版会、2011年)、『社会思想の歴史』(名古屋大学出版会、2014年)がある。