特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」のみどころ 特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」によせて

  • 瀬谷 愛(東京国立博物館保存修復室室長)
講師詳細

世界最古の木造建築である法隆寺金堂には、およそ1300年前の飛鳥時代に描かれた壁画がありました。東洋仏教絵画の白眉と言われた貴重なこの壁画は、残念なことに昭和24年(1949)の火災により大半が焼損してしまいましたが、焼損前に描かれた模写の数々や写真が残されているおかげで、今でもその威容をうかがい知ることができます。
この講座では、特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」に出展される作品を通して、壁画の魅力やそれを後世に伝えようと奮闘した人々の活動を紹介します。あわせて国宝・百済観音像など展覧会の見どころを解説します。(講師・記)

〈画像〉
特別展出品<法隆寺金堂壁画(模本)第1号壁 釈迦浄土図桜井香雲摸
明治17年(1884)頃 東京国立博物館蔵 前期(3/17~4/12)展示>
会期:2020年未定~5月10日 (開始日変更になりました)
会場:東京国立博物館

この講座は終了しました
日程
2020/3/18
曜日・時間
水曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

瀬谷 愛(セヤ アイ)
1976年東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科美術史学博士課程中途退学。山口県立美術館を経て現職。日本中世絵画史を中心に、近年は中世仏教絵画の近世的受容を研究対象とする。「若一王子社縁起と板谷絵所」『徳川家光と王子神社縁起絵巻』展覧会図録(北区飛鳥山博物館)、「特集 幕府祈願所 霊雲寺の名宝」(東京国立博物館)、「忍性と証玄―東征伝絵巻施入をめぐって」『忍性菩薩―関東興律七五〇年―』展覧会図録(神奈川県立金沢文庫)