深海底の科学 深海から見る地球

  • しんかい6500
  • 藤岡換太郎
  • 藤岡 換太郎(神奈川大学講師)
講師詳細

 海の底、はるかな深海ではいったい何が起こっているのか。地震、地殻を構成するプレートの沈み込み運動やマントル中のプルーム運動などの地球内部の動き、深海生物の生態系・生物の進化、海底に堆積した物質や海底熱水系の理解による地球の環境変遷の解明など、深海ではさまざまな調査が行われている。講師が51回乗船した潜水調査船「しんかい6500」も、未知の世界であった深海で数多くの発見を成し遂げた。
 海の誕生の歴史、海洋の研究史をたどりながら、深海底の科学探査の実態を解説する。

<各回のテーマ予定>※進捗により変更になる場合がございます。
1. 海はどうしてできたのか、海と陸はどう違うのか
地球の歴史で海はいつ、どのようにして形成されてきたのか。原始海洋が想像を絶する数々の大事件を経て「母なる海」へと変容するまでの過程を探る。

2. 海洋の研究史、深海底の原理
海の研究はいつごろから始まったのか。そして海の科学(地球科学)の理論が海洋の研究からどのようにして構築されてきたのか。
また深海という場所では何が起こっているのか。深海の環境・景色などもお伝えしながら、深海底の科学の入口へご案内。

3. 深海底の調査(しんかい6500、観測機器)
海洋底の調査ではどのようなことが行われているのか。有人潜水調査船「しんかい6500」や、調査に必要な道具・機器なども紹介しながら、深海底探査の実態に迫る。

お申し込み
日程
2020/1/21, 2/18, 3/17
曜日・時間
第3 火曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 11,880円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

藤岡 換太郎(フジオカ カンタロウ)
1946年京都市生まれ。東京大学理学系大学院修士課程修了。理学博士(東京大学)。専門は地球科学。東京大学海洋研究所助手、海洋科学技術センター深海研究部研究主幹、グローバル・オーシャン・ディベロップメント観測研究部部長、海洋研究開発機構(JAMSTEC)特任上席研究員などを歴任。神奈川大学や放送大学で非常勤講師。
潜水調査船「しんかい6500」に51回乗船。三大洋人類初潜航を達成。海底地形名委員会での功績から2012年海上保安庁長官表彰を受ける。著書に『深海底の科学』(NHKブックス)『海はどうしてできたのか』『山はどうしてできるのか』『川はどうしてできるのか』『フォッサマグナ』『三つの石で地球がわかる』(いずれも講談社ブルーバックス)『海がわかる57の話』(誠文堂新光社)『相模湾 深海の八景―知られざる世界を探る』『日本海の拡大と伊豆弧の衝突(共著)』(いずれも有隣堂)『深海底の地球科学』(朝倉書店)など多数。