ブラックホール合体からの重力波

  • (C)EHT collaboration
  • 関口 雄一郎(東邦大学准教授)
講師詳細

 重力波の直接検出が初めて達成された2015年9月14日のイベント以降、ブラックホール同士の合体からの重力波はこれまでに10イベント観測されています。装置の改良の後、2019年4月から再開された観測では、この紹介文執筆時(4/15)において既に2つの候補が見つかっています。重力波によって宇宙を探る「重力波天文学」の本格的な幕開けです。ブラックホール合体からの重力波を調べることで、従来の手法では決して知りえない宇宙の謎に迫ることができると期待されています。本講演ではその可能性について、最新の観測結果とともに紹介します。
(8/10には、もしかしたら世紀の大発見がなされているかもしれません)(講師記)

この講座は終了しました
日程
2019/8/10
曜日・時間
土曜 13:00~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円

講師詳細

関口 雄一郎(セキグチ ユウイチロウ)
東京大学教養学部、同大学院総合文化研究科卒業。博士(学術)。
国立天文台理論研究部研究員、京都大学基礎物理学研究所特任助教など経て、現職。第7回日本物理学会若手奨励賞、第12回湯川記念財団木村利栄理論物理学賞を受賞。専門は宇宙物理学。特に、スーパーコンピュータを用いてブラックホールの誕生などを再現し、それらの謎に迫る研究を行なっている。