即位できなかった皇子たち 古代皇位継承の敗者

  • 倉本 一宏(国際日本文化研究センター教授)
講師詳細

  『古事記』『日本書紀』をはじめ、日本古代の歴史書には、天皇(または大王)として即位できなかった皇子(または王子)に関する記事が、数多く残されています。それら、「即位できなかった皇子たち」のなかには、「残念な」では済まされない苛烈な未来が待っていた人物も多かったのです。その政治的背景を探ることによって、日本古代、ひいては日本という国そのものの特質に迫ることのできる可能性も秘められています。
 この講座では、記紀の伝承時代から、律令制成立期、律令制下、さらには平安時代の摂関期から院政期にかけての、即位できなかった皇子(王子)たちの政治的背景を探求し、日本古代国家の本質に背後から迫ることを目標とします。   (講師・記)


1 村上天皇と広平親王・為平親王
2 冷泉天皇と為尊親王・敦道親王
3 花山天皇と清仁親王・昭登親王
4  一条天皇と敦康親王

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お申し込み
日程
2020/8/17, 8/31, 9/7, 9/21
曜日・時間
月曜 10:00~11:30
回数
4回
受講料(税込)
会員 13,200円 
持ち物など
<参考書>倉本一宏著『内戦の日本古代史』 (講談社現代新書)。必須ではありません。ご希望の場合は書店でお求め下さい。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

倉本 一宏(クラモト カズヒロ)
1958年三重県津市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程修了。現在、国際日本文化研究センター(日文研)教授。博士(文学、東京大学)。主要著書:『一条天皇』『壬申の乱』(以上、吉川弘文館)、『藤原道長の日常生活』『戦争の日本古代史』『内戦の日本古代史』(以上、講談社現代新書)、『蘇我氏』『藤原氏』『公家源氏』(以上、中公新書)、『はじめての日本古代史』(ちくまプリマー新書)、『皇子たちの悲劇 皇位継承の日本古代史』(角川選書)など。