ドイツ・ルネサンス美術への扉

  • 青山 愛香(獨協大学教授)
講師詳細

 これまでドイツ・ルネサンスはニュルンベルクのアルブレヒト・デューラー(1471-1528年)の芸術を中心に語られてきた。長らくデューラーの陰に隠れ、「二番手の画家」と呼ばれたヴィッテンベルクのルーカス・クラナハ(父)(1472-1553年)の研究は、2017年の宗教改革500周年を機に大いに進展し、日本でも初となったクラナハ展が開催された。2019年11月にはデューラー時代の「奇才の画家」ハンス・バルドゥンク=グリーン(1484-1545年)の60年ぶりの大展覧会が、ドイツのカールスルーエで開催予定である。
 本講座では近年新たに注目が集まるドイツ・ルネサンス美術の最新情報を盛り込みつつ、デューラー、クラナハ、バルドゥンク=グリーンという個性豊かな画家たちの作品を互いに関連づけて見ることで、北イタリアのルネサンスとは異なる特色を持つドイツ・ルネサンス美術の独創性に迫る。(講師記)

画像:ハンス・バルドゥンク=グリーン「イヴと蛇と死」(1524/25年)(部分)

この講座は終了しました

注意事項

6/4は講師急病のため休講となりました。補講は7/30(火)10:30~12:00に行います。

日程
2019/4/2, 5/7, 7/30
曜日・時間
第1週 火曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,720円 一般 11,664円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

青山 愛香(アオヤマ アイカ)
東京芸術大学美術研究科博士課程修了(博士)。北方ルネサンスならびにドイツ美術を専攻。2011年辻荘一・三浦アンナ記念学術奨励金受賞。著書に『遍歴時代のデューラー作品』(中央公論美術出版)、『祈念像の美術』(分担執筆)(竹林舎)、『黙示録の美術』(分担執筆)(竹林舎)、訳書にハインリヒ・ヴェルフリン著『アルブレヒト・デューラーの芸術』(中央公論美術出版)など。