モーツァルトの傑作オペラ万華鏡

  • 海老澤 敏(日本モーツァルト研究所所長)
講師詳細

 古典派の代表音楽家モーツァルトの幅広いジャンルの作品の中でも、オペラはとりわけ重要な位置を確保しています。ところがその20数点にのぼるオペラ作品はCDレコードでは全曲を聴くことが出来ますが、オペラ鑑賞にふさわしい映像で観ることが出来るのは比較的限られた作品なのです。
今回はそうした点を顧慮しながらも、さまざまな形で映像化された作品を選び、まこといろんな演出も取り上げるとともに、またオペラ映像を離れたものにまで対象に加え、名作がいかにポピュラー化されているかについても楽しんで頂こうと考えています。 (講師・記)

各回のテーマ ※進度により内容が変更する場合がございます。

<10月期>
① 《おぼこ娘をよそおって》K.51 神童作曲家の大笑い
② 《女庭師をよそおって》K.196 〈オペラ・ブッファ〉史上の逸品 (その1)
③ 《女庭師をよそおって》K.196 〈オペラ・ブッファ〉史上の逸品 (その2)
④ 《ドン・ジョヴァンニ》K.527 死神恐怖の引導物語 (その1)
⑤ 《ドン・ジョヴァンニ》K.527 死神恐怖の引導物語 (その2)
⑥ 《ドン・ジョヴァンニ》K.527 死神恐怖の引導物語 (その3)
⑦ 《ドン・ジョヴァンニ》K.527 死神恐怖の引導物語 (その4)

<2020年1月期>
⑧ 《コシ・ファン・トゥッテ》K.588 男はみんなこうしたもの (その1)
⑨ 《コシ・ファン・トゥッテ》K.588 男はみんなこうしたもの (その2)
⑩ 《ティート帝の慈悲》K.621 〈オペラ・セリア〉の超克を観る (その1)
⑪ 《ティート帝の慈悲》K.621 〈オペラ・セリア〉の超克を観る (その2)
⑫ モーツァルトのオペラの歴史的意義 終りにひと言

<2019年4月~9月>※終了しました。
①モーツァルトのオペラ作品を観て楽しもう はじめにひと言
②《バスティアンとバスティエンヌ》K.50 12歳の神童オペラの驚き
③《後宮からの奪還》K.384 〈東方オペラ〉の頂点 (その1)
④《後宮からの奪還》K.384 〈東方オペラ〉の頂点 (その2)
⑤《クレータの王イドメネーオ》K.366 〈オペラ・セリア〉を超えるセリア物 (その1)
⑥《クレータの王イドメネーオ》K.366 〈オペラ・セリア〉を超えるセリア物 (その2)
⑦《フィガロの結婚》K.492 〈ダ・ポンテ・オペラ〉の登場 (その1)
⑧《フィガロの結婚》K.492 〈ダ・ポンテ・オペラ〉の登場 (その2)
⑨《フィガロの結婚》K.492 〈ダ・ポンテ・オペラ〉の登場 (その3)
⑩《魔笛》K.620 滑稽と厳粛のアマルガム (その1)
⑪《魔笛》K.620 滑稽と厳粛のアマルガム (その2)
⑫《魔笛》K.620 滑稽と厳粛のアマルガム (その3)

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お申し込み

注意事項

10月12日は休講になりました。補講は1/25に行います。

日程
2019/11/16, 11/23, 11/30, 12/14, 12/28, 1/11, 1/25
曜日・時間
第2・4 土曜 15:30~17:30
回数
7回
受講料(税込)
会員 23,100円 
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

海老澤 敏(エビサワ ビン)
東京生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒業、同大学院人文科学研究科美学専攻修士課程修了。1962年~64年、フランス政府給費留学生として滞仏。現在、尚美学園大学大学院名誉教授、日本モーツァルト研究所所長、ザルツブルク国際モツァルテーウム財団モーツァルト中央研究所所員、同財団名誉財団員、ボローニャ王立音楽アカデミー名誉会員。国立音楽大学名誉教授。元国立音楽大学学長、学園長・理事長、新国立劇場前副理事長、同オペラ研修所元所長。日本音楽学会会長、日本18世紀学会代表幹事、文化庁文化功労者選考委員、文部省芸術祭審査委員運営委員等を歴任。文化功労者。サントリー学芸賞、芸術選奨文部大臣賞、NHK放送文化賞、紫綬褒章、オーストリア共和国有効勲章学術・芸術第一等十字賞、フランス政府学術功労勲章オフィシエおよび芸術文化勲章オフィシエ他、多数の賞(章)を受けている。主な著書に『モーツァルト像の軌跡』(音楽之友社)、『モーツァルトの生涯』(白水社)、『超越の響き』(小学館)、『モーツァルトの虚実』(ペリカン社)、『むすんでひらいて考』(岩波書店)、『ジャン=ジャック・ルソーと音楽』(ペリカン社)、『瀧廉太郎―夭折の響き』(岩波新書)等。主な訳書に『モーツァルト書簡全集』(全6巻、共訳・白水社)、『ルソー全集・音楽論』(白水社)等がある。