絵を描く人のための美術解剖学入門 名画・名作のヒミツ

  • 阿久津 裕彦(東京造形大学講師)
講師詳細

 美術解剖学は、皮膚の内側にある骨や筋のかたちと構造についての知識によって、人体を立体的に捉えられるようにするための方法論です。毎回実際のモデルのポーズを観察、描写しながら、講義をまじえて西洋美術を培った人体構造の理解を深めていきます。
 イタリアルネサンス以降の西洋美術における人体表現は、違和感なく自然な姿で目に映りますが、それは人体の形状を捉えて再現したいという芸術家の欲求と努力の結果に他なりません。迫真的な人体形状の描写や造形を可能にした理由のひとつが解剖学で、この時代の上級の芸術家は死体を解剖してまで形状を正しく捉えようとしました。中世から目覚めたこの時代に一気に成し遂げられたこれらの成果が、その後現代まで続く西洋美術における人体表現の礎となっています。
 ルネサンス以後の西洋美術における名画・名作の人体表現を、解剖学的な視点から分析、作品に隠された芸術家のこだわりを明らかにしていきます。

★ 4月期のテーマを7月期に変更して行います。
★ 公開講座「名画名作の解剖学 講義編」は 7月25日(土)に開催します。
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/ebbf4a72-585e-90fc-0978-5dfb1bb8eaff
NEWS! オンラインでも受講できるようになりました。(7/8)
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/9f0aa585-a430-8bb1-483b-5f0049167140

お申し込み

注意事項

当講座は 7月より再開します。
6月末までは 土曜日・日曜日の講座は 休講です。

日程
2020/7/4, 8/1, 9/5
曜日・時間
第1週 土曜 10:00~12:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 14,850円 一般 18,150円
持ち物など
毎回 約30分の講義の後、モデルを使用しクロッキーを行います。クロッキー帳、鉛筆などをお持ち下さい。

講師詳細

阿久津 裕彦(アクツ ヒロヒコ)
1973年生まれ。東京芸術大学卒業・同大学院修了。順天堂大学博士課程修了。美術修士・医学博士。順天堂大学非常勤助教。東京芸術大学他、非常勤講師。東京芸術大学で彫刻を学んだ後、順天堂大学で人体解剖学を修める。ルネサンス期の解剖学図譜の図像分析および彫刻芸術と解剖学の関連性に着目している。また、美術解剖学のすそ野を広げるべく活動中。