「宋書」東夷伝の世界 高句麗伝を読む

  • 田中 俊明(滋賀県立大学名誉教授)
講師詳細

中国は4世紀の分裂・混乱を経て、5世紀になり江南に宋王朝が成立し、華北は鮮卑族の北魏が統一を果たし、南北対立の時代になります。東北アジア諸民族では、高句麗が大国として南北両王朝と通交関係を持ちますが、新興の百済は、高句麗と強く対立し、倭を取り込んで、南で連携グループをつくり、南朝とのみ通交するようになります。倭はそうした東アジアの南北対立に深く関わり、宋王朝に対してもしばしば使者を送り、高句麗・百済と同様に称号を受け取ることなります。
このような南北対立の時代の南朝宋の時代を扱うのが『宋書』であり、東夷伝も存在します。ただし東夷諸国の国内情勢というよりは、外交記事が中心で、遣使と冊封の記事に終始します。高句麗南下の時代といえる5世紀を、ほかの史料もあわせて検討しながら、東夷伝の記事を細かく読んでいくことにしたいと思います。
今回は、大国としての高句麗をとりあげます。高句麗伝は今後さらに④までを予定しています(講師・記)

①13時00分~14時30分 高句麗伝を読む①
②14時45分~16時15分 高句麗伝を読む②

お申し込み

注意事項

・本講座は、開講当日の窓口申し込みを承っておりません。WEBサイトでお手続きいただくか、開講一週間前までにお電話にてご予約のうえ、コンビニエンスストアでのご入金をお願いいたします。

日程
2019/12/15
曜日・時間
日曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,600円 一般 7,920円
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
2コマ講座です。休憩あり。
1コマ目13:00~14:30
2コマ目14:45~16:15

講師詳細

田中 俊明(タナカ トシアキ)
1952年生。京都大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程認定修了。堺女子短期大学講師・助教授を経て、滋賀県立大学助教授・教授。2019年3月退職。『大加耶連盟の興亡と「任那」』吉川弘文館、『古代の日本と加耶』山川出版社、『韓国の古代遺跡1・2』『高句麗の歴史と遺跡』(ともに東潮との共著)中央公論社。