証言文学について考える アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』を中心に
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  • 沼野 恭子(東京外国語大学教授)
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 ベラルーシのロシア語作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチは、第二次世界戦争、アフガン戦争、原発事故、ソ連崩壊といった社会問題をテーマに、多くの人々の証言からなるドキュメンタリー作品を書いてきました。2015年にそれらの作品に対してノーベル文学賞を与えられたため、「文学」の定義が押し広げたといわれています。アレクシエーヴィチの「証言文学」とはどのようなものなのでしょうか。デビュー作『戦争は女の顔をしない』を題材に、証言文学の現代的意義について考えます。(講師・記)

参考文献:
アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』(三浦みどり訳、岩波文庫)
NHK- Eテレ「100分de名著」テキスト 沼野恭子「アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』」(NHK出版)、アレクシエーヴィチ他『アレクシエーヴィチとの対話』(岩波書店)


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日程
2022/3/19
曜日・時間
土曜 19:00~20:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,850円

講師詳細

沼野 恭子(ヌマノ キョウコ)
東京生まれ。東京外国語大学卒業、東京大学大学院博士課程満期単位取得退学。現在、東京外国語大学教授、NHK「テレビでロシア語会話」元講師。著書に、『アヴァンギャルドな女たち―ロシアの女性文化』(五柳書院)、『世界の食文化⑲ロシア』(共著、農文協)、『家庭で作れるロシア料理』(共著、河出書房新社)、『夢のありか―「未来の後」のロシア文学』(作品社)。『ロシア文学の食卓』(NHKブックス)。訳書に、リュドミラ・ウリツカヤ『女が嘘をつくとき』(新潮社)、アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』(新潮社)、イワン・トゥルゲーネフ『初恋』(光文社)、ボリス・アクーニン『リヴァイアサン号殺人事件』(岩波書店)、レオニード・ツィブキン『バーデン・バーデンの夏』(新潮社)などがある。