ベートーヴェンのピアノ・ソナタをめぐって

  • 原田 英代(ピアニスト)
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 自分をとらえた想念(イデー)は一体何なのか、それを作曲によって探っていったベートーヴェンは、つねにソナタ形式に斬新な光を投げかけた。ラフマニノフが「ベートーヴェンの初期と後期の作品を比べると、別人物の作品のようだ」と語ったように、ベートーヴェンのソナタ形式が変化していった様子をたどると、彼の人生行路が浮かび上がってくる。 (講師・記)
1) ベートーヴェンの生きた時代的背景 ~フランス革命及びナポレオン戦争の影響
2) ソナタ形式について
3) ベートーヴェンの作曲法について
4) 後期のピアノ・ソナタの特性 
  ~中期と後期の間に位置する停滞期を経て 

【演奏曲目】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第17番 ニ短調 作品31-2「テンペスト」第1楽章
第28番 イ長調 作品101より
第31番 変イ長調 作品110(全楽章)他

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日程
2020/12/14
曜日・時間
月曜 16:00~17:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,520円 一般 4,620円

講師詳細

原田 英代(ハラダ ヒデヨ)
東京藝大、同大学院を経て渡欧し、V.メルジャーノフに師事。ジュネーヴ国際コンクール最高位、シューベルト国際コンクール優勝。ケルン放響、スイス・ロマンド管、南西ドイツ・フィル、N響、読響等と共演し、明治天皇百年祭で奉納演奏も行う。ラインガウ、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン等の主要音楽祭に定期的に出演。アウディーテより4枚のCDをリリース。著書に『ロシア・ピアニズムの贈り物』(みすず書房)がある。ベルリン在住。