「徒然草」20講

  • 伊東 玉美(白百合女子大学副学長)
講師詳細

 「一人、燈火の下に文を広げて」(第13段)楽しむのではなく、指南役のコメントと共に徒然草を読むとはどういうことなのかをご紹介します。その段を読む際、研究者なら一言言わずにはいられない箇所―人物・背景・解釈の岐れ道、文の息継ぎ・類例との違いなどについて要点を説明し、時には作品外の例も挙げながら、徒然草の世界をご案内します。皆さんがお持ちのイメージを広げるお手伝いをしながら、1回平均十数話ずつ、どんどん読み進めます。(講師・記)

2018年1月開講。2年くらいかけて読み進めます。

【2020年4~6月の読みどころ】
「しずやしず」の白拍子舞を源頼朝・北条政子夫妻の前で舞ったことで有名な義経の愛妾静御前が登場する二二五段、平家物語の成立を語る二二六段、心についての兼好の認識(二三五段)、背中合わせの獅子・狛犬の意外な理由(二三六段)、兼好の七つの自慢話(二三八段)。最終二四三段「八つになりし年」の父親との思い出を目指して、徒然草の世界を読み貫きましょう。

※進度によって変更することもあります。予めご了承ください。

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2020/4/20, 5/18, 6/15
曜日・時間
月曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
持ち物など
<テキスト>「徒然草」(ちくま学芸文庫)がおすすめです。
その他
・日程にご注意ください。
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

伊東 玉美(イトウ タマミ)
1961年、神奈川県出身。東京大学文学部国語国文学科卒業。同大学院博士課程修了。博士(文学)。白百合女子大学教授。中世文学専攻。著書に『院政期説話集の研究』(武蔵野書院)、『新注古事談』(責任編集・笠間書院)、『新版発心集』(浅見和彦と共訳・KADOKAWA)など。2016年4月から1年間、NHKラジオ「古典講読」の講師として『宇治拾遺物語』全197話を担当、講読した。