申し訳ありませんが、こちらの講座はホームページからのお申し込みはできません。恐れ入りますが、当教室にお問い合わせください。

経済学の古典から資本主義を読む
「例外」の「常態」化
講師 法政大学教授 水野和夫
古典をひもとくことで、21世紀の資本主義の本質や近代とはいかなる時代なのかが見えてくる。現在、資本主義や近代システムが想定していなかったことが次々と起きている。その象徴がゼロ金利である。資本とは利息のつくお金であるのに、利息がつかない。
「正常は何物をも証明せず、例外がいっさいを証明する」(シュミット)ように、例外が資本主義や近代の本質をあぶりだしている。しかも「例外」が長期化することで、「常態」と化している。この400年の近代システム、あるいは800年の資本主義が「例外」でいわば過渡期だったのであり、古典派のいう「定常状態」が「常態」化へのプロセスである。
【各回テーマ】※状況にって変更することもございます。
(第Ⅰ期 )2023年7月期
第1回 13世紀の利子容認の立役者オリ―ヴィ・・・「13世紀の資本論」と評価する大黒俊二『嘘と貪欲』(名古屋大学出版会)
第2回 16世紀スペイン黄金時代のサラマンカ学派・・・主観主義で市場重視の経済学でオーストリア学派の先駆け、ソト『オーストリア学派』(春秋社)
第3回 17世紀、所有権確立のロック・・・資本主義の永続性を理論化、『統治二論』(岩波文庫)
(第Ⅱ期) 2023年10月期
第4回 18世紀、近代経済学の始祖スミス・・・「見えざる手」による自由主義経済学の誕生『国富論』、『道徳感情論』(岩波文庫)
第5回 19世紀、「定常状態」のミル・・・古典派経済学の集大成、『経済学原理』(岩波文庫)
第6回 19世紀のマルクス・・・21世紀に蘇る近代経済学批判、『経済哲学草稿』、『経済学批判』
以下予定
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2024年1月期
マルクス2 「資本論」
バベルク 「書名」
マーシャル 「書名」
2024年4月期
ウェーバー 「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」
ケインズ 「書名」
ピケティ 「21世紀の資本」
参考図書:『次なる100年 歴史の危機から学ぶこと』(東洋経済新報社)
https://str.toyokeizai.net/books/9784492444658/
※必須ではありませんが、ご一読の上、ご受講いただきますと、理解が深まります。
〈ご案内事項〉
・本講座は教室でも、オンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。
・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。
・開講日の前日夜までにメールアドレス登録のある受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、au、SoftBank、Y!mobileなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は asaculonline@asahiculture.com までお問合せください。
・Zoomのソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。
・ネット環境による切断やその他アプリの障害が起きた場合には、当社は責任を負いかねます。 またやむを得ない事情により実施できなかった場合は、受講料の全額をお返しいたします。
・第三者との講座URLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載、また、講座で配布した教材を受講目的以外で使用することは著作権の侵害になりますので、固くお断りいたします。
・オンライン講座の申し込みはWEB決済のみで承ります(開講日前日まで)。キャンセルは開講日の4日前まで承ります(手数料550円)。キャンセルの場合はasaculonline@asahiculture.com までご連絡ください。その後のキャンセルはできませんのであらかじめご了承ください。
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本講座は【WEB割キャンペーン】の対象講座です。
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講座名 | 経済学の古典から資本主義を読む |
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講師名 | 水野 和夫(法政大学教授) |
講座案内 | ![]() 「例外」の「常態」化 講師 法政大学教授 水野和夫 古典をひもとくことで、21世紀の資本主義の本質や近代とはいかなる時代なのかが見えてくる。現在、資本主義や近代システムが想定していなかったことが次々と起きている。その象徴がゼロ金利である。資本とは利息のつくお金であるのに、利息がつかない。 「正常は何物をも証明せず、例外がいっさいを証明する」(シュミット)ように、例外が資本主義や近代の本質をあぶりだしている。しかも「例外」が長期化することで、「常態」と化している。この400年の近代システム、あるいは800年の資本主義が「例外」でいわば過渡期だったのであり、古典派のいう「定常状態」が「常態」化へのプロセスである。 【各回テーマ】※状況にって変更することもございます。 (第Ⅰ期 )2023年7月期 第1回 13世紀の利子容認の立役者オリ―ヴィ・・・「13世紀の資本論」と評価する大黒俊二『嘘と貪欲』(名古屋大学出版会) 第2回 16世紀スペイン黄金時代のサラマンカ学派・・・主観主義で市場重視の経済学でオーストリア学派の先駆け、ソト『オーストリア学派』(春秋社) 第3回 17世紀、所有権確立のロック・・・資本主義の永続性を理論化、『統治二論』(岩波文庫) (第Ⅱ期) 2023年10月期 第4回 18世紀、近代経済学の始祖スミス・・・「見えざる手」による自由主義経済学の誕生『国富論』、『道徳感情論』(岩波文庫) 第5回 19世紀、「定常状態」のミル・・・古典派経済学の集大成、『経済学原理』(岩波文庫) 第6回 19世紀のマルクス・・・21世紀に蘇る近代経済学批判、『経済哲学草稿』、『経済学批判』 以下予定 ----------------------------------------------- 2024年1月期 マルクス2 「資本論」 バベルク 「書名」 マーシャル 「書名」 2024年4月期 ウェーバー 「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」 ケインズ 「書名」 ピケティ 「21世紀の資本」 参考図書:『次なる100年 歴史の危機から学ぶこと』(東洋経済新報社) https://str.toyokeizai.net/books/9784492444658/ ※必須ではありませんが、ご一読の上、ご受講いただきますと、理解が深まります。 〈ご案内事項〉 ・本講座は教室でも、オンラインセミナーアプリ「Zoom」ウェビナーを使ったオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。パソコンやタブレット、スマートフォンで配信を見ることができます。 ・本講座はメール登録のある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。 ・配布資料がある場合はメールでご案内いたします。郵送はしておりません。 ・開講日の前日夜までにメールアドレス登録のある受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。弊社からのメールが届かない事案が発生しておりますため、モバイルメールアドレス(docomo、au、SoftBank、Y!mobileなど)はなるべく使用しないようお願い申し上げます。メールが届かない場合は asaculonline@asahiculture.com までお問合せください。 ・Zoomのソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。 ・ネット環境による切断やその他アプリの障害が起きた場合には、当社は責任を負いかねます。 またやむを得ない事情により実施できなかった場合は、受講料の全額をお返しいたします。 ・第三者との講座URLの共有や貸与、SNSを含む他の媒体への転載、また、講座で配布した教材を受講目的以外で使用することは著作権の侵害になりますので、固くお断りいたします。 ・オンライン講座の申し込みはWEB決済のみで承ります(開講日前日まで)。キャンセルは開講日の4日前まで承ります(手数料550円)。キャンセルの場合はasaculonline@asahiculture.com までご連絡ください。その後のキャンセルはできませんのであらかじめご了承ください。 |
日程 | 2023/7/8, 8/5, 9/9 |
曜日・時間 | 土曜 18:30~20:00 |
回数 | 3回 |
受講料 (税込) |
会員 9,900円 一般 13,200円 |
設備費(税込) | 495円 |
持ち物など | 参考図書:『次なる100年 歴史の危機から学ぶこと』(東洋経済新報社) https://str.toyokeizai.net/books/9784492444658/ ※必須ではありませんが、ご一読の上、ご受講いただきますと、理解が深まります。 |
講師詳細 |
水野 和夫(ミズノ カズオ) 1953年愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、同大学大学院経済学研究科修士課程修了。八千代証券(国際証券、三菱証券を経て現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。金融市場調査部長、チーフエコノミスト、執行役員などを経て'10年退社。内閣官房内閣審議官など、日本大学国際関係学部教授を経て、現在、法政大学教授。著書に『100年デフレ』『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』(日本経済新聞社、 のち日経ビジネス人文庫)、『終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか』(日本経済新聞出版社)、『資本主義という謎』(共著、NHK出版新書)、『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書)など多数。 |