弥生・古墳時代の支配イデオロギー

  • 広瀬 和雄(国立歴史民俗博物館名誉教授)
講師詳細

いつの時代も、社会の秩序を維持していくためには、人びとを従わせる強制力と、その行使にたいする人びとの相互承認や、同意が不可欠になる。政治権力には正統性が必然なのだが、日本列島ではいっそう高い中国文明とのつながりや、前代とのつながり、いわば時・空的な結びつきが、政治的権威を保証してきた。
弥生時代の墳墓や古墳時代の前方後円墳をとおして、第1期(前5世紀頃~前2世紀)、第2期(前1世紀頃~3世紀前半)、第3期(3世紀中頃~5世紀後半頃)、第4期(5世紀後半頃~6世紀末頃)にわけて、その実態に迫ってみよう。(講師記)

 ①13時00分~14時30分  弥生時代(第1・2期)
 ②14時45分~16時15分  古墳時代(第3・4期)

この講座は終了しました
日程
2019/4/19
曜日・時間
金曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,480円 一般 7,776円
持ち物など
2コマの講座です。休憩あり
1コマ目 13:00-14:30
2コマ目 14:45-16:15
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

広瀬 和雄(ヒロセ カズオ)
1947年京都府生まれ。同志社大学卒業。日本考古学専攻(弥生・古墳時代の政治構造の研究)。文学博士(大阪大学)。大阪府教育委員会や大阪府立弥生文化博物館での勤務、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授を経て現職。主な著書に『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『日本考古学の通説を問う』(洋泉社新書、2003年)、『前方後円墳国家』(角川選書、2003年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010 年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)など。共編著に『季刊 考古学 117号』(雄山閣、2011年)、『古墳時代〈上〉〈下〉』(青木書店、2011年)など。