子どもの喪失によりそうケア

  • 入江杏さん/副島賢和さん
  • 副島 賢和(昭和大学大学院保健医療学研究科 准教授)
  • 入江 杏(上智大学グリーフケア研究所非常勤講師)
講師詳細

 病気やいじめ、虐待、貧困、被災などの喪失体験は、だれもが経験するものです。こころに傷を負った子どもたちに、どのように向き合ったら良いのでしょうか。また、子どもたちの成長を支えるために、わたしたちには何ができるのでしょうか。
 病気やけがなどが理由で学校に通えない子どもたちの「院内学級」の先生、またホスピタルクラウン(病院で心のケアをする道化師)として、子どもたちと接してきた“あかはなそえじ先生”こと副島賢和さん。自らの犯罪被害者遺族としての体験から、学びを深め、現在は人々が抱える様々なグリーフ(喪失による悲嘆)と向き合い「ケア」と「公共」をテーマに社会に問いかけ続ける入江杏さん。
 日々、不安を抱える人々のこころに耳を傾け、寄り添ってきたふたりが子どもたちのためのケアを考えます。

お申し込み
日程
2020/2/24
曜日・時間
月曜 19:00~20:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,740円 一般 4,400円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

副島 賢和(ソエジマ マサカズ)
1966年福岡県生まれ。昭和大学大学院保健医療学研究科准教授、昭和大学付属病院内学級担当。学校心理士スーパーバイザー。大学卒業後、東京都の公立小学校教諭として勤務。1999年より東京学芸大学大学院にて心理学を学び、2006年より8年間、品川区立清水台小学校教諭・昭和大学病院内さいかち学級担任。「ホスピタル・クラウン」でもあり、2009年ドラマ『赤鼻のセンセイ』(日本テレビ)のモチーフとなる。2011年『プロフェッショナル仕事の流儀』(NHK総合)に出演し、大きな反響をよぶ。著書に『あかはなそえじ先生の ひとりじゃないよ:ぼくが院内学級の教師として学んだこと』(学研教育みらい)、『赤はな先生に会いたい!』(金の星社)など。
入江 杏(イリエ アン)
上智大学グリーフケア研究所非常勤講師、世田谷区グリーフサポート検討委員。
「ミシュカの森」主宰。「えんじにあす」代表取締役
国際基督教大学(ICU)卒業。2000年末、8年間の英国生活から帰国した途端に、世田谷一家殺人事件により、隣地に住む妹一家四人を失う。犯罪被害の悲しみ・苦しみと向き合い、葛藤の中で「生き直し」をした体験から、「悲しみを生きる力に」をテーマとして、行政・学校・企業などで講演・勉強会を開催。「ミシュカの森」の活動を核に、悲しみの発信から再生を模索する人たちのネットワークづくりに努める。
著書に「悲しみを生きる力に~被害者遺族からあなたへ」(岩波書店)、絵本「ずっとつながってるよ~こぐまのミシュカのおはなし」(くもん出版)下村健一氏と共著に「マスコミは何を伝えないか」(岩波書店)他多数。