神仏の霊境・天橋立

  • 吉村 誠(駒澤大学教授)
講師詳細

 日本三景の一つとして知られる「天橋立」。
それはイザナギノミコトが天地を行き交うために作った橋の跡であるとも言われ、伊勢外宮のトヨウケノオオカミが祀られていた元伊勢籠(もといせこの)神社への参道でもありました。やがて神々は仏・菩薩と習合し、北に成相(なりあい)寺の観音信仰、南に智恩寺の文殊信仰が興ります。その中で天橋立を龍に見立てた新たな神話が生まれ、中世・近世には多くの参詣者がこの地を目指しました。
 天地をつなぐ橋から、神仏を守護する龍へ。そのイメージの変遷を追いながら、聖地としての「天橋立」を訪ねます。(講師・記)

お申し込み

注意事項

・8/1(土)10時半~12時に補講を行います。(5/20更新)

日程
2020/8/1
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

吉村 誠(ヨシムラ マコト)
1969年、東京都生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。現在、駒澤大学教授。著書に『中国唯識思想史研究―玄奘と唯識学派―』(大蔵出版、2013年)、訳書に『続高僧伝Ⅰ』(大蔵出版、2012年)、主な論文に「唯識の思想史的意義」(『新アジア仏教史7 中国Ⅱ 隋唐』、佼成出版社、2010年)、「中国唯識思想史の展開」(『シリーズ大乗仏教7 唯識と瑜伽行』、春秋社、2012年)などがある。