「魏志」東夷伝の世界 倭人伝を読む・倭人の習俗と卑弥呼の外交

  • 田中 俊明(滋賀県立大学名誉教授)
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陳寿撰『魏志』(『三国志』魏書)の東夷伝は、3世紀の「東夷」、すなわち東北アジアの諸国・諸民族、具体的には夫余・高句麗・東沃沮・挹婁・濊・韓、そして倭人についての基本的な史料であり民族誌である。すなわち『魏志』倭人伝を最後に配し、邪馬台国と同時代の東北アジア諸国・諸民族について記すものである。
当時の倭人の社会を考える上でも東北アジアがどのようであったのか、それをあわせて知らなければならない。それを考える最重要文献が、『魏志』東夷伝である。これをていねいに読んで、東北アジアの諸国・諸民族について知るとともに、倭人社会を東北アジアのなかに位置づけたい。(各回2講 8/8回)。
≪今回の内容≫
前半は、倭人伝にみられる習俗記事を検討する。主には魏の使者の見聞によるものと考えられるが、魏人の目でみた特異な習俗や道具などで、また通った道筋の見聞に限るものであるが、当時の倭人の様子をうかがう貴重な史料である。後半は、卑弥呼の登場と、魏との通交関係、親魏倭王の冊封など、その外交について考える。(講師・記)
①13時00分~14時30分 倭人の習俗
②14時45分~16時15分 卑弥呼とその外交

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注意事項

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日程
2019/5/19
曜日・時間
日曜 13:00~16:15
回数
1回
受講料(税込)
会員 6,480円 一般 7,776円
その他
※教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
2コマ講座です。休憩あり。
1コマ目13:00~14:30
2コマ目14:45~16:15

講師詳細

田中 俊明(タナカ トシアキ)
1952年生。京都大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程認定修了。堺女子短期大学講師・助教授を経て、滋賀県立大学助教授・教授。2019年3月退職。『大加耶連盟の興亡と「任那」』吉川弘文館、『古代の日本と加耶』山川出版社、『韓国の古代遺跡1・2』『高句麗の歴史と遺跡』(ともに東潮との共著)中央公論社。