年号から読み解く日本史 「大化」から「令和」まで

  • 『事典 日本の年号』(吉川弘文館)書影
  • 小倉 慈司(国立歴史民俗博物館准教授)
講師詳細

 今年五月一日に三十年ぶりとなる改元が行なわれました。年号(元号)の制度は紀元前の古代中国に始まり、かつては東アジア世界で広く用いられていました。日本では七世紀半ばに「大化」の年号が定められたのが最初と言われています。その後、七〇一年に「大宝」という年号が定められてからは、途切れることなく使い続けられて、現代の「令和」にいたっています。
 現在、年号制度が続いている国は、日本だけとなっています。なぜ、日本に年号の制度がもたらされ、また長く用いられることになったのでしょうか。これまで用いられた年号にはどのような特徴があったのか、そして改元理由はどのようなものであったのか、年号はどのようにして選ばれたのか、などといった点も含めて、年号の歴史について、考えてみたいと思います。(講師・記)

<参考図書>小倉慈司著『事典 日本の年号』(吉川弘文館)
*当日書籍販売を予定いたしております。

お申し込み
日程
2019/9/26
曜日・時間
木曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,240円 一般 3,888円

講師詳細

小倉 慈司(オグラ シゲジ)
1967年東京都生まれ。東京大学文学部国史学専修課程卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専攻は日本古代史、史料学。宮内庁書陵部主任研究官を経て、現在、国立歴史民俗博物館准教授、総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻准教授。著書に『事典 日本の年号』(吉川弘文館)、『天皇と宗教 天皇の歴史9』共著(講談社学術文庫)、『古代東アジアと文字文化』共編(同成社)ほか。論文に「「退位」「譲位」の誕生」『日本歴史』840号 2018年、「古代の元号」『歴史と地理』725号 2019年ほか。