「リズム」で読み解く現代思想

  • 合田 正人(明治大学教授)
講師詳細

 あたかも「すべてはリズムにほかならない」というヘルダーリンの言葉の真実性を証示するかのように、近年さまざまな分野で「リズム」というものへの関心が高まっている。なぜそのような現象が生じているのだろうか。そこにどのような意味が潜んでいるのだろうか。そもそも「リズム」とはどのような事象なんおだろうか。担当者(合田)は前回の講義で、「リズム」という観点からエマニュエル・レヴィナスの哲学を新たに読解することを試みたが、今回は視野を広げて、フランスとドイツ、更には日本における20世紀以降の現代哲学の諸潮流を取り上げ、そこで、「リズム」がどのような役割を果たしているかを検討する。それによって、「リズム」というものが、この宇宙、この世界、そして人間というものをいかにラディカルに規定しているかを見ることになるだろう。 (講師記)

第一回:講義の主眼と概要:バシュラールにおける「リズム分析」とその背景
第二回:クラーゲスのリズム論とその射程
第三回:日本思想におけるリズム:時枝誠記から三木茂夫へ
第四回:アンリ・マルディネとアンリ・メショニック
第五回:「リズム」で読み解くドゥルーズ、デリダ

※講義内容は進度などにより変更になることがあります。

お申し込み

注意事項

6月より講座を再開します。補講は6月23日に行います。再開にあたり、マスク着用、座席の配置など感染予防策を講じてまいります。お客様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。(6/2更新)

日程
2020/1/7, 1/28, 2/25, 3/24, 6/23
曜日・時間
第2・4 火曜 19:00~20:30
回数
5回
受講料(税込)
会員 16,500円 一般 19,800円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

合田 正人(ゴウダ マサト)
1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業。パリ第八大学哲学科に留学。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京都立大学助教授を経て、現職。専攻は、思想史。著書に、『レヴィナスの思想-希望の揺籃』(弘文堂、改訂版はちくま学芸文庫)、『ジャンケレヴィッチ――境界のラプソディー』(みすず書房)、『幸福の文法』(河出ブックス)、『フラグメンテ』(法政大学出版局)など。訳書に、レヴィナス『全体性と無限』(国文社)、『固有名』(みすず書房)、『存在の彼方へ』(講談社学術文庫)、ベルクソン『講義録』(法政大学出版局)、ジャンケレヴィッチ『最初と最後のページ』(みすず書房)、ベルクソン『物質と記憶』『創造的進化』『道徳と宗教の二つの源泉』(筑摩書房)、レイ『レヴィナスと政治哲学』(法政大学出版局)、ジャン=クレ・マルタン『ドゥルーズ-経験不可能の経験』(河出文庫)、デリダ『エクリチュールと差異』(法政大学出版会)など。論文に、「他者と他者―フロイト・ラカン・レヴィナス」(『ラルシュ』)ほか。