昭和音楽史 「音楽の殿堂」としてのホール オンライン講座 光は日比谷より

  • 片山 杜秀(慶応義塾大学教授)
  • 山崎 浩太郎(音楽評論家(演奏史譚))
講師詳細

 近代日本の「音楽の殿堂、聖地」となってきた各地のコンサートホールの歴史を語ることは、日本のクラシック音楽の普及と同時に、社会の歴史を語ることでもあります。
 シリーズ第3回は「光は日比谷より」と題して、東宝の日比谷劇場街と日比谷公会堂を中心に、第2次世界大戦前後のホールとそれを取りまく社会状況を取りあげます。大衆社会が発展していく昭和10年代、小林一三率いる東宝は大劇場街を日比谷につくり、戦後には帝国劇場でオペラも公演する。日比谷公会堂はラジオとレコードの急激な普及のなか、クラシック音楽の実演の殿堂となり、戦時から敗戦、戦後の激動期に君臨する。この時代を日本の近代史と関連させながら語ります。 (山崎講師・記)

※これまでに〈「音楽の殿堂」としてのホール〉と題し、①日比谷公会堂からサントリーホールへ②公会堂の時代を行ってきましたが、今回初めてご受講いただいてもお楽しみいただける内容です。
 
〈参考書〉
片山杜秀・山崎浩太郎 著、田中美登里 聞き手『平成音楽史』(アルテスパブリッシング)
https://artespublishing.com/shop/books/86559-200-9/

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日程
2021/9/18
曜日・時間
土曜 18:30~19:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 2,530円 一般 2,750円

講師詳細

片山 杜秀(カタヤマ モリヒデ)
1963年生まれ。音楽評論家、政治思想史研究者。慶應義塾大学法学部教授。『音盤考現学』(文庫化に際し『音楽放浪記 日本之巻』と改題)および『音盤博物誌』(同じく『音楽放浪記 世界之巻』と改題)で吉田秀和賞、サントリー学芸賞をダブル受賞。『未完のファシズム』で司馬遼太郎賞受賞。著書に『近代日本の右翼思想』『国の死に方』『クラシックの核心』『見果てぬ日本』『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる』、共著に『平成史』など。NHKFMで『クラシックの迷宮』で番組構成者兼出演者を務める。
山崎 浩太郎(ヤマザキ コウタロウ)
1963年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。クラシックの演奏家の活動を生涯や社会状況とあわせてとらえ、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリークラシック』に寄稿のほか、衛星デジタルラジオMUSIC BIRDのクラシック・チャンネルのパーソナリティをつとめる。著書は『演奏史譚1954/55』『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、など。