出雲と大和の古代祭祀 日本書紀編纂1300年

  • 新谷 尚紀(国立歴史民俗博物館名誉教授)
講師詳細

 日本の古代国家の成立を語る記録が、古事記と日本書紀です。そこでは、天照大神と大己貴神の国譲り神話や、素戔嗚尊の八岐大蛇退治神話など、出雲は大和王権にとって特別な存在として描かれています。神話だけでなく、「出雲国造神賀詞」の奏上など、律令国家の時代にも出雲は特別でした。加茂岩倉遺跡の銅鐸群、神庭荒神谷遺跡の銅剣群など、考古学の成果も注目されています。なぜ、出雲は特別だったのか、文献記録と考古遺物と民俗伝承という三つの歴史情報を、構造的に読み解くことによって、その謎を明らかにしてみましょう。 (講師・記)

お申し込み

注意事項

都合により日程が変わりました。2/13 → 3/5 (11/26付)

日程
2020/1/30, 2/27, 3/5
曜日・時間
第5週・第2週・第4週 木曜 15:30~17:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 11,880円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

新谷 尚紀(シンタニ タカノリ)
1948年広島生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士課程修了。博士(社会学)。専門は日本民俗学。国立歴史民俗博物館教授・國學院大学教授を経て、現在、國學院大学大学院客員教授・国立歴史民俗博物館名誉教授・国立総合研究大学院大学名誉教授。著書に『神々の原像-祭祀の小宇宙-』『お葬式-死と慰霊の日本史-』『柳田民俗学の継承と発展-その視点と方法-』吉川弘文館 、『伊勢神宮と出雲大社-「日本」と「天皇」の誕生-』『伊勢神宮と三種の神器-古代日本の祭祀と天皇』(講談社選書メチエ)、『日本人の春夏秋冬』小学館、『民俗学とは何か-柳田・折口・渋沢に学び直す-』吉川弘文館ほか多数。