いっしょに学ぶ、ブリューゲル研究最前線

  • 森 洋子(明治大学名誉教授)
講師詳細

 昨年はピーテル・ブリューゲル(1525/30-1569年)の没後450年にあたり、本国ベルギーではさまざまな展覧会が開催されました。またブリューゲルに関する新刊書も相次いて刊行されました。その中で、著者M.マールテン教授が“新発見のブリューゲル”と確信する《聖セバスティアヌスの縁日で踊る農民》は現在、真贋について徐々に話題となりつつあります。またブリューゲルの修復や科学調査の結果も発表されています。そうした背景を含め、最前線のブリューゲル研究を私自身の研究ととともに紹介したいと思います。 (講師・記)

1.ブリュッセルでの「ブリューゲルへ戻る」(Back to Bruegel)展の意義とブリューゲル研究の新たな方向性
2.ブリューゲル《聖母マリアの死》の新解釈
3.ブリューゲル《雪中の東方三博士の礼拝》の「見えにくい主人公たち」の新解釈
4.マキリミリアン・マールテン教授発見のブリューゲル《聖セバスティアヌスの縁日で踊る農民》の真贋問題
5.ブリューゲル《穀物の収穫》の前景で午睡する農民の意味(森洋子)
6.まとめ

画像:ピーテル・ブリューゲル《穀物の収穫》1565年、ニューヨーク、メトロポリタン美術館

受付一時中止

注意事項

■新型コロナウイルスの感染拡大の影響を鑑み5/23休講いたします。→補講日は調整中の為、仮日程です。(4/20更新)

日程
2021/1/2
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

森 洋子(モリ ヨウコ)
お茶の水女子大学卒、ミュンヘン大学留学、ブリンマー・カレジ大学院修士課程卒、ベルギー政府給費留学。学術博士。著書に『ブリューゲル全作品』『ブリューゲルの《子供の遊戯》』(サントリー学芸賞ほか)『ブリューゲルの諺の世界』(芸術選奨文部大臣賞)、『図説ベルギー美術と歴史の旅』, 『ブリューゲルの世界』。ベルギー国王より王冠勲章シュヴァリエ章、紫綬褒章。ベルギー王立考古学アカデミー外国人会員。