アンサンブル・アンテルコンタンポランの世界 パリの現代音楽の伝道者たち

  • 野平 一郎(作曲家・ピアニスト)
講師詳細

この夏、パリから8年ぶりの来日が予定されているアンサンブル・アンテルコンタンポラン。20世紀を代表する作曲家ピエール・ブーレーズにより1976年に創設された、31人の傑出したソリストから成る室内オーケストラです。自身も委嘱作品などを手掛けてきた野平一郎氏が、ヨーロッパ現代音楽の事情と、アンサンブル・アンテルコンタンポラン成立の背景や幅広い活動、31人のソリスト、ここから育ってきた世界的な演奏家たちについて、そして彼らを率いてきた歴代の指揮者、現代の作曲家にもたらしたものなどを解説します。ファン待望のサントリーホールや神奈川県立音楽堂でのコンサートを、よりいっそう楽しむために、そしてフランスにおける現代音楽の世界をのぞいてみたい方、ぜひご参加ください。

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日程
2021/8/8
曜日・時間
日曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,333円 一般 4,433円
設備費(税込)
165円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。
・この講座の受講料には音楽使用料が含まれています。

講師詳細

野平 一郎(ノダイラ イチロウ)
1953年生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程作曲科を修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。作曲・ピアノ・指揮・プロデュース・教育など多方面にわたる活動をおこなう。ピアニストとしては内外のオーケストラにソリストとして出演する一方、多くの内外の名手たちと共演し、室内楽奏者としても活躍。古典から現代までレパートリーは幅広い。マヌリやベンジャミン、松平頼則の作品を世界初演、またリゲティ、武満徹作品他の日本初演を行なう。また東京シンフォニエッタの初代代表を務めた。80曲以上に及ぶ作品の中にはフランス文化省、アンサンブル・コンタンポラン、IRCAM、ベルリンドイツ交響楽団、国立劇場その他からの委嘱作品がある。2002年に東京でエレキギター協奏曲「炎の弦」をスティーヴ・ヴァイのソロで、また2005年にはドイツでオペラ「マドルガーダ」をケント・ナガノ指揮で、2006年には東京でチェロとオーケストラのための「響きの連鎖」を、2012年にはIRCAMで制作したサクソフォンとコンピュータのための「息の道」をパリのマニフェスト音楽祭で初演。
第13回中島健蔵音楽賞(1995)、第44回・第61回尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞、第11回京都音楽賞実践部門賞(1996)、第35回サントリー音楽賞(2004)、第55回芸術選奨文部科学大臣賞(2005)を受賞。また2012年、紫綬褒章を受章。現在、静岡音楽館AOI芸術監督、東京藝術大学作曲科教授。日本フォーレ協会会長。