ザ・シルクロード 海のシルクロード
  • 教室開催

  • ベトナム・ミーソン遺跡
  • 宮下 佐江子(国士舘大学共同研究員)
  • 鈴木 正崇(慶応義塾大学名誉教授)
  • 北 進一(群馬県立女子大学兼任講師)
  • 柿沼 陽平(早稲田大学文学学術院教授)
  • 前田 たつひこ(平山郁夫シルクロード美術館学芸員)
全ての講師
講師詳細

 シルクロードは地中海世界と広大なアジア世界を結ぶ多様な経済・文化交流の歴史的通路を象徴する雅称です。そこには生活のために苦闘した人びとや新たな世界を発見し躍動する人びとの姿が万華鏡のように映し出されています。シルクロードの壮大な地域と歴史に、様々な角度から光を当てるシリーズ。
 第Ⅹ期のテーマは、海のシルクロードです。『エリュトゥラー海案内記』は、西暦60~70年頃書かれたギリシア人商人の海上貿易の案内書ですが、当時のローマが求めたアジアの贅沢品やインダス川河口、その背後の中央アジアの状況が記述され、海のシルクロードを伝える一級資料です。スリランカは、インド亜大陸の南東の海峡を隔てた島国、古来インド洋交易の要衝地です。ベトナムのいにしえの海洋国家チャンパとその遺跡ミーソンは、古代中国から東南アジア、インドへと何千年にもわたって繰り広げられた南海貿易、海のシルクロードの遺産と言えます。そして最後は元代(13世紀)にマルコポーロが見た?泉州と福州を取り上げます。海のシルクロードに光を当てて、シルクロードを愉しんでみませんか?(北講師・記)

〈スケジュール〉※各回のお申込みも可能です。
第1回 1/19 海のシルクロードの遺産 チャンパとベトナム・ミーソン遺跡 北進一先生
オンライン受講も可能
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/4add2e00-e780-87bb-c2d6-619b38c3d74d

第2回 2/2  「エリュトラー海案内記」から見えてくる中央アジア世界 前田たつひこ先生
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/3a8389d7-49dd-9c2d-18ae-61d536dc13ca

第3回 2/16 スリランカと海のシルクロード 鈴木正崇先生
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/c3c4d3b9-b197-f934-b03c-61669faf44ff

第4回 3/2  中国古代の南海貿易・シルクロード貿易そして仏僧 柿沼陽平先生
オンライン受講も可能
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/c5ac537b-12fe-907e-4a2c-61669f19b15f

第5回 3/16 ローマが求めたアジアの奢侈品 「エリュトゥラー海案内記」から 宮下佐江子先生
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/a50f9e71-112d-d029-bf26-617b51d0c03b

第6回 3/30 マルコポーロが見た?泉州と福州 北進一先生
オンライン受講も可能
https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/4a63f106-ec26-c4d7-bf3c-619cb6c53b67

お申し込み

注意事項

・北進一先生の担当回(1/19、3/30)と柿沼陽平先生の担当回(3/2)はハイブリッド化しました(Zoomウェビナー、講師は教室)。各講座の前日にメールアドレス登録のある方全員に視聴URLを送るので、ご都合よろしい方法でご参加ください。講義後、1週間限定のアーカイブ動画を配信いたします。

日程
2022/1/19, 2/2, 2/16, 3/2, 3/16, 3/30
曜日・時間
水曜 10:30~12:00
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 一般 26,400円
設備費(税込)
990円
持ち物など
〈テキスト〉当日、プリントを配布します。
〈参考書〉『シルクロードの世界』(NHK出版/ISBN978-4-14-081774-2)
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

宮下 佐江子(ミヤシタ サエコ)
1952年東京都生まれ。上智大学文学部史学科卒。国士舘大学イラク古代文化研究所共同研究員。奈良県橿原考古学研究所によるパルミラ遺跡発掘調査に1990年以来美術的遺物調査担当として参加。著書に『古代オリエントの世界』(共著)『ユーラシアの風 新羅へ』(共著)『シルクロードのガラス』(共著)ともに山川出版社など。
鈴木 正崇(スズキ マサタカ)
1949年東京都生。慶應義塾大学大学院修了。文学博士。現在、慶應義塾大学名誉教授。日本山岳修験学会会長。著書に、『中国南部少数民族誌』(三和書房)、『山と神と人』(淡交社)、『スリランカの宗教と社会』(春秋社)、『神と仏の民俗』(吉川弘文館)、『女人禁制』(吉川弘文館)、『祭祀と空間のコスモロジー』(春秋社)、『ミャオ族の歴史と文化の動態』(風響社)、『山岳信仰』(中央公論新社)、『東アジアの民族と文化の変貌』(風響社)、『熊野と神楽』(平凡社)。編著に、『大地と神々の共生』(昭和堂)、『東アジアの近代と日本』(慶應義塾大学出版会)、『神話と芸能のインド』(山川出版社)、『東アジアの民衆文化と祝祭空間』(慶應義塾大学出版会)、『南アジアの文化と社会を読み解く』(慶應義塾大学出版会)、『アジアの文化遺産』(慶應義塾大学出版会)、『森羅万象のささやき』(風響社)。1997年慶應義塾賞、2014年木村重信民族藝術学会賞(民族藝術学会)、2016年秩父宮記念山岳賞(日本山岳会)。2021年には『女人禁制の人類学』(法蔵館)を刊行。
北 進一(キタ シンイチ)
1963年生まれ。中国・山東大学留学。アジア文化史専攻。美術研究センター講師、群馬県立女子大学兼任講師。著書に『アシュラブック 興福寺阿修羅像から東大寺不空羂索観音像へ』(美術出版社)、『ほとけを知る 仏像めぐりハンドブック』(シンコーミュージック・エンタテイメント)。共著に『カラー版 東洋美術史』(美術出版社)、『世界美術大全集 東洋編15 中央アジア』(小学館)、『中国世界遺産の旅3 四川・雲南・チベット』(講談社)ほか。
柿沼 陽平(カキヌマ ヨウヘイ)
1980年、東京都生まれ。 早稲田大学卒業。 University of Birminghamに留学。早稲田大学大学院文学研究科に進学し、2009年に博士(文学)学位取得。中国古代史・経済史・貨幣史に関する論文を多数発表。2006年3月に小野梓記念学術賞、2016年3月に櫻井徳太郎賞大賞、2017年3月に冲永荘一学術文化奨励賞を受賞。著書に『中国古代貨幣経済史研究』、『中国古代の貨幣 お金をめぐる人びとと暮らし』等。日本学術振興会特別研究員DC1、PD、中国社会科学院歴史研究所訪問学者、早稲田大学文学学術院助教、日本秦漢史学会理事、帝京大学文学部専任講師、同准教授等を歴任。現在は早稲田大学文学学術院教授、長江流域文化研究所所長、中国出土資料学会理事、中国中古史青年学者聯誼会理事、三国志学会評議員、日本ASEAN産業経済交流協会理事。
前田 たつひこ(マエダ タツヒコ)
1954年生まれ。東海大学文学部卒業。平山郁夫シルクロード美術館学芸員。和光大学兼任講師。共著に『文明の道2ヘレニズムと仏教』(NHK出版)、『カラー版東洋美術史』(美術出版)、『世界美術大全集東洋編15中央アジア』(小学館)、『死と来世の神話学』(言叢社)、訳書にF. ティッソ『図説ガンダーラ』(東京美術)、A.フーシェ『ガンダーラ考古游記』(同朋舎)ほか、論文に「クシャーン王朝揺籃の地」、「スルフ・コタルの宗教について」など。