ヲホド王、越からあらわる 奈良・大阪の古墳を知る

  • 今城塚古墳(講師撮影)
  • 今尾文昭氏
  • 今尾 文昭(関西大学講師)
講師詳細

 5世紀後半、稲荷山古墳の鉄剣銘文で著名なワカタケル大王は、『日本書紀』に雄略天皇として記された人物で、「倭の五王」最後の武と考えられる。しかし、武の王墓を百舌鳥・古市古墳群のうちのどの古墳に当てるかは、確定をみない。王位継承はその後の動揺が著しく、6世紀前半にヲホド王(継体大王)が越からあらわれたことで、落着をみる。注目すべきは王墓の築かれた場所だ。5世紀を通して伝統ある王墓造営の土地となった百舌鳥古墳群、古市古墳群には築かれず、淀川北岸にある今城塚古墳とするのが定説である。ここに、古墳時代の“変革”があると考えた。(講師・記)

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日程
2020/11/22
曜日・時間
日曜 13:30~15:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

今尾 文昭(イマオ フミアキ)
1955年生。同志社大学文学部卒業。78年奈良県立橿原考古学研究所入所。同研究所附属博物館学芸課長、同研究所調査課長を歴任。2016年定年退職。現在、関西大学非常勤講師。博士(文学)。日本考古学。著書に『古墳文化の成立と社会』 『律令期陵墓の成立と都城』『ヤマト政権の一大勢力 佐紀古墳群』など。