【WEB割】楽聖ベートーヴェン 創作活動の奇跡を探る
クロイツェルソナタ
- 教室開催
- 本多 昌子(ピアニスト)
- 山中 直子(ヴァイオリニスト)
神童モーツァルトは、五線紙に向かう前に既に頭の中で曲が完成していて、彼の楽譜にはほとんど修正した跡が見られません。一方ベートーヴェンは、一つのメロディを書くのに何度も書き直し、たとえば『運命』の2楽章には8度も旋律が書き直された箇所があるといわれています。
そんな試行錯誤を繰り返しながら作曲された二曲のヴァイオリンソナタ(アレキサンダーソナタOp.30-1、クロイツェルソナタOp.47)には、魅力的な変奏曲が楽章の一つとして組み込まれて、個性あふれる作品になりました。
作品が完成するまでの『試行錯誤』を辿りつつ、この2曲のヴァイオリンソナタを演奏します。(本多講師・記)
♪演奏曲目♪
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第6番 イ長調 Op.30-1『アレキサンダー』
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第9番 イ長調 Op.47『クロイツェル』
※演奏曲目は予定です。変更する場合もありますのでご了承下さい。
注意事項
【WEB割キャンペーン対象講座 6/30まで】定員に限りがあります。
満席の場合はこちら:https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/356ac154-4863-69f6-59c9-642d19717fc8
- 日程
- 2023/7/22
- 曜日・時間
- 土曜 13:00~14:30
- 回数
- 1回
- 受講料(税込)
- 会員 3,597円 一般 4,587円
- 設備費(税込)
- 165円
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講師詳細
- 本多 昌子(ホンダ マサコ)
- 第29回全日本学生コンクール小学校の部全国第一位。PTNAピアノコンペティション金賞受賞。東京芸術大学附属音楽高校を経て芸大入学、東京芸術大学大学院修了。中島和彦、杉山千賀子。田村宏、Tiny Wirtzの各氏に師事。在学中 第52回日本音楽コンクール入選、日本室内楽コンクール入賞、学内にて安宅賞を受賞。1987年DAAD(ドイツ学術交流会)の給費留学生として旧西ドイツケルン音楽大学に入学、当地にてリサイタルを催し、紙上にて高く評価される。同大学を最優秀首席の成績で卒業。「若い芽のコンサート」ギュンター・ウィッヒ氏指揮NHK交響楽団と共演、芸大定期新卒業生紹介演奏会にて芸大オーケストラと共演。1994年CD「現代日本のヴァイオリン音楽・抄」(Vn天満敦子)でピアノ共演者として文化庁芸術作品賞を受賞。1995年、国際交流基金より音楽文化使節として天満敦子氏とともにミヤンマーで演奏会を催す。これまでに昭和音楽大学、芸大附属高校非常勤講師を勤め、後進の指導にもあたっている。
- 山中 直子(ヤマナカ ナオコ)
- 桐朋学園子供のための音楽教室、東京芸術大学付属音楽高校、東京芸術大学を経て、同大学院を修了。第31回全日本学生音楽コンクール中学生の部、第2位入賞。鈴木共子、田中千香士、矢嶋佳子、堀正文、浦川宜也の各氏に師事。在学中ローザンヌ音楽アカデミーにてP.アモワイヤル氏、カールフレッシュアカデミーマスタークラスにてW.ウィウコミルスカ氏に師事。1988年、1993年にソロリサイタルを開催。卒業後はソロ、様々な室内楽,弦楽合奏団などにて幅広く活躍中。現在は後進の指導、地域の学校において親しみやすいコンサートの企画を行っている。日本弦楽指導者協会会員。