下肢静脈瘤の最新治療 足のつり、むくみ、だるさ、痛みの原因は

  • 広川 雅之(お茶の水血管外科クリニック院長)
講師詳細

足の血管が大きく膨れコブのようになるのが下肢静脈瘤です。中高年の女性に多く、60歳以上の女性は、軽症例まで含めれば、約6割の人が下肢静脈瘤を持っています。静脈瘤は悪性の病気ではないので、放置したからといって取り返しがつかなくなったりすることはありません。しかし、見た目が悪くなってスカートが履けなくなったり、脚の症状(むくみ、だるさ、つり)で、生活の質が低下します。さらに悪化すると、湿疹や、皮膚が黒くなったり、皮膚に穴が開いたりする潰瘍を生じます。足の症状があってつらい場合は治療が必要ですが、「足の症状=下肢静脈瘤」とは限りません。変形性膝関節症や脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症などの場合があるので、きちんとした診断が最も大切です。
治療にはゴキブリ体操やマッサージ、弾性ストッキングによる保存的治療、薬を注射する硬化療法、最新の治療であるレーザーやラジオ波による血管内治療があり保険適用となっています。
本講座では、下肢静脈瘤とはどの様な病気か、足の症状を起こす他の病気との違い、自分でできる治療、最新の治療について解説します。(講師・記)

お申し込み
日程
2019/11/23
曜日・時間
土曜 10:30~12:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 3,960円
持ち物など
<各自ご用意>筆記用具。

講師詳細

広川 雅之(ヒロカワ マサユキ)
1962年神奈川県生まれ。1987年高知医科大学医学部卒。東京医科歯科大学血流血管応用外科助手、血管外科講師を経て、2005年よりお茶の水血管外科クリニック院長。医学博士。血管外科、特に下肢静脈疾患が専門で、内視鏡的筋膜下交通枝切離術(SEPS)、TLA麻酔による日帰りストリッピング手術、血管内レーザー治療法を開発。日本静脈学会理事・ガイドライン委員長、日本血管外科学会、日本脈管学会評議員、関東甲信越Venous Forum会長、東京医科歯科大学血管外科非常勤講師。著書に「下肢静脈瘤は自分で治せる」(マキノ出版)、「下肢静脈瘤 最新の日帰り治療できれいな足を取り戻す」(講談社)、「お茶クリ流!下肢静脈瘤診療マニュアル」、「下肢静脈瘤血管内焼灼術」、「下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術のガイドライン2019」(日本医事新報社)ほか