クリムトと世紀末美術
  • オンライン講座

  • グスタフ・クリムト 《キス》 1907-08年 カンヴァス、油彩 ウィーン、オーストリア・ギャラリー
  • 喜多崎 親(成城大学教授)
講師詳細

世紀末にウィーンで活躍したグスタフ・クリムトは、金と文様の使用で異彩を放っています。こうした造形的特色は、極めて特異な印象を与えますが、それが生まれた背景には、西洋の伝統芸術、日本美術の影響、壁画と装飾に対する考えの変化などがありました。この講義では、クリムトの作品の特徴を、こうした背景から説明していきます。(講師・記)

<各回のテーマ>
1.19世紀末の工芸運動
2.壁面装飾の変化
3.金の特殊性

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日程
2023/4/19, 5/24, 6/21
曜日・時間
第3週 水曜 13:00~14:30
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 11,550円

講師詳細

喜多崎 親(キタザキ チカシ)
成城大学教授。早稲田大学大学院博士課程中退。博士(文学)。国立西洋美術館主任研究官、一橋大学大学院教授などを経て現職。専門は19世紀フランス美術史。著書に『甦る竪琴 ― ギュスターヴ・モロー作品における詩人イメージの変遷』(羽鳥書店)、『聖性の転位 一九世紀フランスに於ける宗教画の変貌』(三元社)、『岩波 西洋美術用語辞典』(益田朋幸と共編著、岩波書店)、編書に『前ラファエッロ主義 過去による19世紀絵画の革新』(三元社)、『近代の都市と芸術1 パリⅠ』(竹林舎)など。