「金閣寺」の深層 三島由紀夫を読み直す

  • 左:井上隆史さん 右:内海健さん
  • 内海 健(精神科医)
  • 井上 隆史(白百合女子大学教授)
講師詳細

 戦後の占領期に実際に起きた放火事件に取材した「金閣寺」は、三島文学を代表する、いかにも三島的な作品の一つです。それは人間存在の闇と光を表現する小説であり、同時に、時代と社会を捉えた小説でもあります。
今回、 モデルとなった一人の青年の存在に寄り添いながら 放火事件と作品との関係を紐解いた精神科医の内海健氏とともに、なぜ「金閣寺」は小説として成功し、発表後半世紀以上を経た今も、時空や言語の壁を越えて世界各地の読者の心を揺さぶり続けるのか、その秘密に迫ります。 (井上講師・記)


参考書:『金閣を焼かなければならぬ  林養賢と三島由紀夫』内海 健(河出書房新社)
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309254135/

お申し込み

注意事項

※日程変更(パンフレットと記載が変わります)
講師都合により、9/18→9/25(土)15:30~17:00に変更になりました。(5/27 記)

日程
2021/9/25
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,740円 一般 4,840円
設備費(税込)
165円
持ち物など
参考書:『金閣を焼かなければならぬ  林養賢と三島由紀夫』内海 健(河出書房新社)
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309254135/
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

内海 健(ウツミ タケシ)
1955年、東京都生まれ。精神科医、精神病理学者。東大医学部卒。東京藝大保健管理センター教授。著書に、 『「分裂病」の消滅』(青土社 2003)、『パンセ・スキゾフレニック』(弘文堂 2008)、『さまよえる自己』(筑摩書房 2012)、『双極Ⅱ型障害という病』(勉誠出版 2013)、『自閉症スペクトラムの精神病理』(医学書院 2015)、『金閣を焼かなければならぬ  林養賢と三島由紀夫』(河出書房新社 2020)。
井上 隆史(イノウエ タカシ)
1963年生。東京大学卒業。同大学院博士課程退学。白百合女子大学講師、助教授を経て、現職。専門は日本近代文学。著書に、第72回読売文学賞『暴流(ぼる)の人 三島由紀夫』(平凡社)、『三島由紀夫 幻の遺作を読む もう一つの「豊饒の海」』(光文社新書)、共著に『三島由紀夫の愛した美術』(新潮社)、編集協力『決定版 三島由紀夫全集』全42巻(新潮社)など。