哲学と文学 古代から現代までの小径を辿る
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  • 合田 正人(明治大学教授)
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かつて九鬼周造は、少数の読者と共に哲学と文学の小径を静かに歩むことを、みずからの課題として語った。九鬼の顰みに倣って、本講義では、西洋哲学・文学におけるこの小径を古代から辿り、哲学と文学の「間」で何が起こっているのかを考えてみたい。哲学と文学の「間」、と言ったが、むしろ、カントにおいて構想力から感性と知性が分岐するのと同様に、「哲学」と「文学」が、「ロゴス」と「ミュトス」がそこから分岐するような地帯もしくは言語活動がある、と言うべきかもしれない。2021年10月期は「現代哲学とラブレー、モンテーニュ」ではフランソワ・ラブレーとミシェル・エイケム・ド・モンテーニュを取り上げたが、今期から始まる「哲学と文学」では、プラトンからアウグスティヌスに至る過程を取り上げ、ロラン・バルトやジル・ドゥルーズの仕事をも勘案しながら、昏く輝くこの小径の魅力を探ってみたい。(講師・記)

【カリキュラム】※状況によって変更することもございます。
2022年1月期 6回-----------------
第一回 講義の進め方、プラトンの対話篇
第二回 アリストテレスにおける詩学と修辞学
第三回 ロラン・バルト『旧修辞学』を読む
第四回 ルクレティウスとジル・ドゥルーズ
第五回 アウグスティヌス『告白』を読む
第六回 アウグスティヌスと解釈学
2022年4月期 6回-----------------
第七回 ルソー、ディドロ、ヴォルテールにおける「ジャンル」の創出
第八回 ゲーテ・スピノザ・西田幾多郎
第九回 バルザック、スタンダールとアラン
第十回 プルーストと哲学者たち
第十一回 ラブレー、ジョイス、デリダ
第十二回 アドルノ、ベケット、ツェラン



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日程
2022/1/11, 2/8, 2/22, 3/8, 3/22, 3/29
曜日・時間
火曜 19:00~20:30
回数
6回
受講料(税込)
会員 19,800円 

講師詳細

合田 正人(ゴウダ マサト)
1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業。パリ第八大学哲学科に留学。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京都立大学助教授を経て、現職。専攻は、思想史。著書に、『レヴィナスの思想-希望の揺籃』(弘文堂、改訂版はちくま学芸文庫)、『ジャンケレヴィッチ――境界のラプソディー』(みすず書房)、『幸福の文法』(河出ブックス)、『フラグメンテ』(法政大学出版局)など。訳書に、レヴィナス『全体性と無限』(国文社)、『固有名』(みすず書房)、『存在の彼方へ』(講談社学術文庫)、ベルクソン『講義録』(法政大学出版局)、ジャンケレヴィッチ『最初と最後のページ』(みすず書房)、ベルクソン『物質と記憶』『創造的進化』『道徳と宗教の二つの源泉』(筑摩書房)、レイ『レヴィナスと政治哲学』(法政大学出版局)、ジャン=クレ・マルタン『ドゥルーズ-経験不可能の経験』(河出文庫)、デリダ『エクリチュールと差異』(法政大学出版会)など。論文に、「他者と他者―フロイト・ラカン・レヴィナス」(『ラルシュ』)ほか。