オアシス都市パルミラ、その過去・現在・未来

  • ベル神殿
  • 凱旋門
  • ベル神殿の葡萄唐草のなげし
  • 宮下 佐江子(国士舘大学イラク古代文化研究所共同研究員)
講師詳細

 シリア砂漠の中央に位置するパルミラはローマ帝国とパルティア王国の交易中継点として1-3世紀に隆盛を誇り、その商人貴族の墓からは漢代の錦織物が出土している。
 多様な民族の人々が往きかう国際都市の栄華の実態を解明するべく日本の奈良県立橿原考古学研究所が、現地調査を開始したのは1990年であり、私も美術担当として参加した。それは2010年まで継続したが、2011年の国内混乱によって中止を余儀なくされた。
 その後、内戦状態は激化し、ISによる遺跡の破壊という事態がおこった。毎日現場で顔を合わせていた人々を気遣い、何ができるのか自問している。(講師・記)

〈スケジュール〉
第1回 パルミラの歴史 シリア最古のネアンデルタール人も住んでいた
第2回 パルミラの美術 メソポタミアの伝統と最新流行のローマ文化の融合
第3回 パルミラ考古学調査に参加して 発掘現場で見えてきたもの、ISの破壊と人々の離散、未来へつなげる方策はあるのか

お申し込み

注意事項

・講師校務の都合により10/28、11/25、12/23全3回の講座は、1/27、2/24、3/24に変更となりました。(9/8更新)

日程
2021/1/27, 2/24, 3/24
曜日・時間
第4週 水曜 10:30~12:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 一般 13,200円
持ち物など
(テキスト)当日、プリントを配布します。
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

宮下 佐江子(ミヤシタ サエコ)
1952年東京都生まれ。上智大学文学部史学科卒。国士舘大学イラク古代文化研究所共同研究員。奈良県橿原考古学研究所によるパルミラ遺跡発掘調査に1990年以来美術的遺物調査担当として参加。著書に『古代オリエントの世界』(共著)『ユーラシアの風 新羅へ』(共著)『シルクロードのガラス』(共著)ともに山川出版社など。