漱石を読みなおす「彼岸過迄」
  • 教室開催

  • 小森 陽一(東京大学名誉教授)
講師詳細

 「修善寺の大患」で生死の境をさまよった漱石夏目金之助の復帰第一作の『彼岸過迄』は、1912(明治45)年の1月1日から4月29日にかけて「東京朝日新聞」に連載された長篇小説です。その初回の「『彼岸過迄』について」で漱石は、「個々の短篇を重ね」てそれらが「相合して一長篇を構成する」と、新しい方法論を宣言しています。こうした小説の方法に注目しながら、1年間かけて、この小説を読み進めていきます。(講師・記)
※2021年1月期開講

<テキスト> 『彼岸過迄』夏目漱石
お手持ちのもので結構ですが、授業は岩波文庫をもとに進めます。
各自ご用意ください。当センターでは販売しておりませんので、ご了承ください。


<全12回のカリキュラム>
2021年10月期は第10~12回目までの予定

1  風呂の後 (1) 終了
2  風呂の後 (2) 終了
3  停 留 所(1) 終了
4  停 留 所(2) 終了
5  報 告 (1)   終了
6  報 告 (2) 終了
7  雨の降る日   終了
8  須永の話(1) 終了
9  須永の話(2) 終了
10 須永の話(3)
11  松本の話(1)
12  松本の話(2)・結末

この講座は、ご入会が必要です。会員でない方は、ご入会の手続きをお願いいたします。

お申し込み
日程
2021/10/12, 11/9, 12/14
曜日・時間
火曜 18:30~20:00
回数
3回
受講料(税込)
会員 9,900円 
設備費(税込)
495円
持ち物など
テキスト『彼岸過迄』(岩波文庫)700円(税別)
お手持ちのもので結構ですが、授業は岩波文庫をもとに進めます。各自ご用意ください。

その他
2021年1月開講。
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

小森 陽一(コモリ ヨウイチ)
1953年生まれ。北海道大学大学院文学研究科修了。成城大学文学部助教授、東京大学助教授・教授を経て現職。著書に『構造としての語り』(新曜社)、『読むための理論 文学・思想・批評』(世織書房)『知の技法』(共著・東京大学出版会)、『ことばの力・平和の力 近代日本文学と日本国憲法』(かもがわ出版)、『難民(思考のフロンティア)』(共著・岩波書店)。『戦後日本は戦争をしてきた』(共著・角川書店)、『理不尽社会に言葉の力を』『戦争への想像力』『生きさせる思想-記憶の解析・生存の肯定』(新日本出版社)、『天皇の玉音放送』(朝日新聞出版)、『漱石論 21世紀を生き延びるために』(岩波書店) 、『東アジア歴史認識論争のメタヒストリー』(共著・青弓社)、『壊れゆく世界と時代の課題』(共著・岩波書店)などがある。