「源氏物語」の女君たち 「宇治の大君」
  • 教室・オンライン同時開催

  • 藤原 克己(東京大学名誉教授)
講師詳細

宇治の大君は、内心深く薫(宇治十帖の主人公)を慕っていたにも関わらず、ついにその求愛を受け入れることなく世を去った。それは、今はどんなに男の愛情が深く心打たれるようなものであっても、結婚すれば必ず男の愛情は冷めるのだという思いからであった。結婚不信・結婚拒否の物語などとよく言われるが、大君は、薫との間に生まれていた心の通い合いを大切にしたかったのだということを、読み過ごしてはならないであろう。また、零落した親王の娘である大君には、自分の生活が薫の庇護に依存しているという負い目のあったことも見逃せない。(講師・記)

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注意事項

・本講座はZoomウェビナを使用した教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座(講師は教室)です。
・開講日の前日夜までに受講者の皆様に講座視聴URLとパスワード、および受講のご案内をメールでお知らせいたします。メールが届かない場合は、 【asaculonline001@asahiculture.com】 までお問合せください。
・ソフトウェアを必ず最新版にアップデートの上ご覧ください。受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。

日程
2022/10/28
曜日・時間
金曜 15:30~17:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

藤原 克己(フジワラ カツミ)
1953年生まれ。岡山大学、神戸大学、東京大学を経て、2018年から現職。東京大学名誉教授。主著に『源氏物語 におう・よそおう・いのる』(共著)、『菅原道真と平安朝漢文学』(東京大学出版会)、『菅原道真 詩人の運命』(ウェッジ選書)。近著(監修書)に『はじめて読む 源氏物語』(花鳥社)。