フェルメールと画中画 「窓辺で手紙を読む女」を中心に
  • 教室開催

  • 小林 頼子(金沢美術工芸大学客員教授)
講師詳細

 17世紀オランダの画家、フェルメール(1632-1675)作品の多くでは、画中に絵が掛かっている。画中画と呼ばれるそれらは、フェルメール作品中で、一体、どのような機能を果たしているのか。本講座では、それら画中画が構図構成と作品の意味にいかなる寄与をしているか、考察していく。近年、ドレスデンの美術館、ゲメルデガレリで、フェルメール作品、《窓辺で手紙を読む女》中の画中画をめぐって、きわめて興味深い新情報がもたらされてもいる。2020年初め頃から、その成果が、ゲメルデガレリが所蔵する17世紀オランダ絵画とともに展示の予定とも聞く。本講座は、フェルメール作品中の画中画の機能について概観するいい機会となるに違いない。 (講師・記)

作品キャプション:
ヨハネス・フェルメール 《窓辺で手紙を読む女》(修復後) 1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Wolfgang Kreische

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注意事項

★コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、講師の意向により日程変更しました。(1/10決定)
1月24日休講→4月2日(土)13時~14時半に補講を行います。

日程
2022/4/2
曜日・時間
土曜 13:00~14:30
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円
その他
教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

小林 頼子(コバヤシ ヨリコ)
慶應大学文学研究科博士課程修了(修士)。目白大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。専門は17世紀オランダ美術史、江戸期の日蘭美術交流史。2000年に、『改訂新版フェルメール論』(八坂書房)、『フェルメールの世界』(NHK出版)にて第10回吉田秀和賞受賞。『花のギャラリー』(八坂書房)、『花と果実の美術館』(八坂書房)、『庭園のコスモロジー』(青土社)、『グローバル時代の夜明け』(共著)(晃陽書房)、『フェルメール全作品集』(小学館)、『フェルメールとそのライバルたち―絵画市場と画家の戦略』(KADOKAWA)ほか多数の著書、論文を刊行している。