津軽と縄文の時 オンライン講座
  • 教室・オンライン同時開催

  • 出来島最終氷期埋没林(講師撮影)
  • 今福龍太
  • 今福 龍太(文化人類学者)
講師詳細

 本年7月、「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコの世界文化遺産に登録されました。そのエリアのなかでも、とくに青森県の津軽半島は、岩木山を望む雄大な自然景観のなかに、国内でも珍しい縄文期の環状列石(ストーンサークル)を有する大森勝山遺跡をはじめとして、亀ヶ岡石器時代遺跡や田小屋野貝塚など、縄文時代の遺跡が多く点在する考古学的特異点となっています。また3万年を遡る出来島最終氷期埋没林や、アイヌ民族の名残、中世以降の日本海交易で栄えた十三湊(とさみなと)、隠れキリシタンの痕跡、太宰治や寺山修司、永山則夫など現代文学における特異性など、津軽は地球史・人類史の古層を残しつつ無数のものが往来した「時の交差点=堆積点」なのです。本講座はそうした「津軽」という特異な地勢を、氷河期から縄文、中世から現代までの時間と記憶を群島状に貫いて考察します。 (講師・記)

<参考書>
知里幸恵『アイヌ神謡集』(岩波文庫)
太宰治『津軽』(新潮文庫)
永山則夫『木橋』(河出文庫)
津島祐子『ジャッカ・ドフニ 海の記憶の物語』(集英社文庫)

〈ご案内事項〉
・本講座は教室でもオンラインでも、受講できるハイブリッド講座です(講師は教室)。
・リアルタイム配信はありませんが、メールアドレスの登録がある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。オンライン受講の方はそちらをご覧ください。パソコンやタブレット、スマートフォンで期間内は受講者は何度でもご視聴いただけます。
・講座の資料は動画配信時、メールで配布いたします。郵送はいたしません。
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注意事項

□教室でもオンラインでも受講できるハイブリッド講座に変更しました(講師は教室、後日配信のみ)。
リアルタイム配信はありませんが、メールアドレスの登録がある受講者全員に後日アーカイブ動画(1週間限定配信)のリンクをお送りいたします。オンライン受講の方はそちらをご覧ください。
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日程
2021/11/27
曜日・時間
土曜 15:30~17:00
回数
1回
受講料(税込)
会員 3,300円 一般 4,400円
設備費(税込)
165円
その他
・教室は変わる場合があります。10階と11階の変更もあります。当日の案内表示をご確認ください。

講師詳細

今福 龍太(イマフク リュウタ)
 1955年東京生まれ。文化人類学者。クレオール文化研究の第一人者。奄美自由大学主宰。奄美では唄者、沖縄では吟遊詩人。詩誌『KANA』同人。こだわりの場所にメキシコ、バハ・カリフォルニア、ブラジル、キューバ、台湾、琉球弧、アイルランド、世界中の汀。食べ物はフェイジョン、パモーニャ、チポトレ、ムグンザー、パクチー。夕暮れになればキルケニー、カシャーサ、シュタベントゥン、天草、レツィーナ。
 著書に『ここではない場所』、『ミニマ・グラシア』、『薄墨色の文法』、『ジェロニモたちの方舟』(以上、岩波書店)、『レヴィ=ストロース 夜と音楽』、『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(以上、みすず書房)、『ブラジル映画史講義』(現代企画室)、『小さな夜をこえて──対話集成』(水声社)、『宮沢賢治 デクノボーの叡智』(新潮選書)、『ボルヘス「伝奇集」 迷宮の夢見る虎』(慶應義塾大学出版会)、『サッカー批評原論』(コトニ社)など多数。主著『クレオール主義』、『群島-世界論』を含む著作集『今福龍太コレクション《パルティータ》』(全五巻、水声社)が2018年に完結。2021年6月に『原写真論』(赤々舎)を刊行。